2007年10月08日
本気顔#5ch717「テレ朝チャンネル」で、普段は決して見せない「顔(まじづら」に密着するドキュメンタリーバラエティ番組「本気顔(まじづら)」を見ました。第5回は、新日本プロレスの“野人”中西学が1時間のOAの中で新必殺技を開発して発表するという「プロレスラー中西学の1h SHOW」。感想から先に言うと、とにかく面白かったです(笑)。

* * * * *

番組スタッフが新日道場を訪れると、中西学はちょうど練習を終えたところで、食事中。

中西学
「もうちょっとしたら終わるから。」
番組スタッフ
「ずいぶんデカいご飯…(苦笑)。」


超山盛り超山盛りのご飯にキムチちゃんこ。これでもダイエット中なので、いつもの半分ぐらいの量なんだとか(汗)。

中西学
「数え上げたら何種類もあるチャンコなんですけど、元々は力道山先生がお相撲の出身だったんで。で、プロレスに転向されて。その相撲のチャンコっていうのは何種類かあるみたいなんですけど、その中で、まぁカレーチャンコ作ったりとか、キムチのチャンコを作ったりとか、ロシア風なのを作ったりとか、色んなモノを改良して作っていくわけですよ。その中の一つの代表的なキムチチャンコ。韓国風なんですね、コレね。」
番組スタッフ
「プロレスラーの方って、いつもこういうものを食べられているって感じですか?」
中西学
「俺らって肉ばっかり食べてる感じがするでしょ?せやけど、肉1に対して、白菜1、蒟蒻1、えのき1、椎茸1とか。肉と飯だけじゃなくて、肉1に対して野菜が9種類位バーッと入って。それで、最後の味のアクセントにキムチを入れて、韓国風に食べてるわけです。」
番組スタッフ
「こういうのは、誰が作ったりするんですか?」
中西学
「これは、元々は選手が、若手が作ってたんですけど、今は小林邦昭さん。」


現在の道場長・料理長は、“虎ハンター”として初代タイガーマスクと激闘を繰り広げた小林邦昭さん。先日、1試合限定で復帰、10年ぶりに初代タイガーと対戦しましたね。

≫リアルジャパンプロレス第10弾興行「ストロングスタイル〜カール・ゴッチ追悼興行〜」(スポナビより)

新技発表会のチラシ本気顔の企画の事をすっかり忘れていた様子の中西。ご近所にも「新技発表会」のチラシが配られてしまっている為、このままやるしかない状況に。

中西学
「もうコレ、配ってもうてんね?これはもうやるしかないな。」
番組スタッフ
「雑誌の記者の方も来るという事で、新技をぜひ作っていただきたいんですけれども、大丈夫ですか?」
中西学
「あらそう。生半可な事じゃ出来ひんよ、もう本当…。」


新技発表まで、残り35分。時間がないという事で、新技発表会が終わってから食事をしてもらう事に…。

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野人のフィギュア紹介まずは、プロレスをあまり知らないという番組スタッフの為に、“技のデパート”中西学がフィギュアを使って、代表的な得意技「アルゼンチン・バックブリーカー」を解説。この裸で楽しそうにリングを抱えてフィギュアを操る姿が、何ともワンパク(笑)。

中西学
「何かで相手をこう倒すわけじゃないですか。そしたらこう持ち上げてですね、こう…。」
番組スタッフ
「すいません、中西さん、自分達あまりプロレス詳しくないんで、分かりにくいので、せっかくなので見せてもらってもいいですかね?せっかく中西さんいらっしゃって。」
中西学
「フィギュアじゃなくて?」
番組スタッフ
「新日の道場にお邪魔させていただいてるのに。」
中西学
「あ、そう。せっかくフィギュアの紹介やったのに。」
番組スタッフ
「コレは売ってるんですか?」
中西学
もう…売ってない。販売物として売ったけど、色々な理由で、今はもう売ってない。」
番組スタッフ
「ほう…。」


画面には「売っています!」の文字が。中西の言う“色々な理由”が気になる(笑)。コスチュームがアルクラ仕様だからかな?

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新日本プロレス道場

新日本プロレスのホープ 平澤光秀新日本プロレス道場にて新技を開発。中西の相手をするのは、道場でちょうど練習していたヤングライオンの平澤光秀

番組スタッフ
「早速ですが、アルゼンチン・バックブリーカーですか。ちょっとどんな感じか見させていただいて。」



1.アルゼンチン・バックブリーカー

アルゼンチン・バックブリーカー

番組スタッフ
「平澤さん、大丈夫ですか…? この技なんですけど、どうやって生まれたんですか?」
中西学
黄金のプロレスラー列伝(2) 発掘!今甦る伝説の名勝負「元々、大昔からある技やし。古くはアントニオ・ロッカっていう人がいて、その人がアルゼンチン人なんですよ。その人がやった技なんですよ。当時は人間マフラーとか言われてたんですけど、その人がバックブリーカーをやるから、アルゼンチン・バックブリーカーと呼ばれるようになったんですよ。」


アントニオ・ロッカ(1927-1977)は、50年代〜60年代にかけて「マジソン・スクエア・ガーデンの帝王」と呼ばれ活躍したアメリカのドル箱レスラーで、日本には選手としてではなく「アントニオ猪木 vs ルー・テーズ」の特別レフェリーとして1975年に初来日。アントニオ猪木の“アントニオ”は、先輩レスラーの豊登がアントニオ・ロッカにあやかって名づけたという説も。

中西学
「だけど、僕の場合は、その技知ってたんですけど、まぁ新人の時で、せやけど体がゴツイから、メインイベントとかセミとか使ってもらってたんですよ。ほんで血だらけにされてボコボコにされて。で、相手が飛んできたんですよ。それをとっ捕まえて、こう…抱え込んだんですよね。それがアルゼンチン・バックブリーカーやったんですよ。あんまりどういう風にやって自分の技がかかったかっていうのは覚えてないんですけど。それから15年間使ってるんですよ。」


僕の中での中西ベストマッチは、1999年に武藤敬司をアルゼンチン・バックブリーカーで下し、G1 CLIMAXを制した試合(確か夕方に生中継)。第三世代で初の優勝という事で、めちゃくちゃ興奮した覚えがあります。G1の名シーンといえば、第1回大会「蝶野vs武藤」の座布団が飛び交うシーンが思い浮かばれますが、それに負けず劣らずの感動が僕の中ではありました。

番組スタッフ
「…それがきっかけで、中西学の代表的な技と呼ばれるようになったんですね。受けた平澤さん、凄い痛いですか?」
平澤光秀
「いや、受けてみて下さい。」
番組スタッフ
「遠慮します(苦笑)。どの辺りが痛いですか?」
平澤光秀
「腰…首もロックされてるんで。中西さん、パワーがありますんで、力で(背骨を折るポーズ)。」
番組スタッフ
「大変失礼な質問しました…(苦笑)。」


若手の頃から結構“大物食い”していた中西のアルゼンチン・バックブリーカー。それだけ強烈で、せっかく長い年月をかけて「担げば決まってしまうかも」という説得力を高めてきた技なのに、最近ではすっかりヘラクレス・カッターへのつなぎ技の印象が強くなってしまっているので、ちょっと残念です。

番組スタッフ
「他の技とかも見せていただきたいなと思うんですけれども。」
中西学
「他の技ねえ。他の技やったら…。」
番組スタッフ
「技のデパートと呼ばれる位なんで。」
中西学
「デパートやないって。デパートなんてそんな(笑)。オリジナルの技が多いから。まぁ、いわゆるコテコテのプロレスやなくて、独創的なプロレスをやってるつもりなんですよ。」



2.野人ハンマー

野人ハンマー01野人ハンマー02

中西学
「普通やったらロープに飛んでラリアットをやるんですけど、僕の場合やったら、こっから…まぁ、勝手に誰が呼んだか知らないんですけど「野人ハンマー」と呼ばれてるんですけれども。」

番組スタッフ
「これはどういう経緯で生まれたんですか?」
中西学
「どういう経緯っちゅうか…何でしょうね、人とは違った事をやりたい人間なんですよ。逆に言えば、人と同じ事が「やれ」って言われてもできないんですよ。よく若手の頃ね、「お前なんでみんなと一緒の事できんねん」と。「お前はアマチュアレスリングの全日本チャンピオンやろ」と。「いや、できひんの違うて、ちょっとやるのがうまい事いかへんちゅうか…余計な事やってしまって…」とか、色々言ったけど、結局ね、不器用なんですよ。だから、あんまり人と同じ事ができないっちゅうか…おかしくなってしまうんですよ。だから、人と違う事をやっていって、その中で自分がこう…ノリにノッてるっちゅうか、波にノッていって、それで誤魔化してやるわけじゃないんですけど、人がやるような事も勢いでやってしまうような感じなんですよ、うん。」



3.レッグブリーカー

レッグブリーカー

中西学
「元々ある技なんですけど、さっきのアルゼンチン・バックブリーカーの応用なんですけど、レッグブリーカー。」
番組スタッフ
「凄い痛そうですけど、凄い恥ずかしい格好ですよね(笑)。」
中西学
「…。」
番組スタッフ
「凄い痛いですよね?」
平澤光秀
「そうすね…痛いっす…。」
番組スタッフ
「痛さ的には、アルゼンチン・バックブリーカーと今のやつと比べると、どんな感じなんですか?」
平澤光秀
「どっちもどっちなんですけども…中西さんのパワーで…。普通の同じ技でも、違いますよね。」
番組スタッフ
「やっぱりこういった技というのは、普段から練習されてるんですか?」
中西学
「思いつきでやってしまうのもあるし、たまたま試合中に相手が足を怪我して、そしたらココ攻めようって感じで。まぁ、ハプニングでそういう風になる事も多いっすね。あんまり緻密に考えてどうのこうのって…緻密に考えると良さが出ないような気がしてね。普段はやっぱりね、体力練習が多いんですよ。体力をつけて練習していって。で、まぁ色んなテレビ見たりとか、色んな人の仕草見たりとか、何か色々してる間に「こんな技ええなぁ」って、ふと普通の人は思いつかんような事やけど、まぁパッと思いついてしまうんですよ。普通の人が気づくこと気づかないんですけどね、俺は。
番組スタッフ
「(笑)。平澤さん、そのあたり聞きたいんですけど、どうなんですか?」
平澤光秀
「ノーコメントで(笑)。」


この技は、高校生の頃によくダイナマイト・キッドがやってたのを真似て友達同士で掛け合ったりしてましたけど、脚を吊るされるのって、想像以上に痛いです。


4.一本足ハンマー

一本足ハンマー01一本足ハンマー02

中西学
世界一 V!! 王JAPAN 2006年 05月号 [雑誌]「それまで野人ハンマーっちゅうのを使うてたんですけども、ちょうど王監督が率いてWBC…ボクシングちゃいますよ?ワールド・ベースボール・クラシックで優勝したじゃないですか。あん時にですね、マスコミさんから「中西さん、何かそれにちなんだ技作って下さい」って言われたんですよ(笑)。」
番組スタッフ
「それでできたんですか(笑)。」
中西学
「「ちなんで作ってくれ」って、野球とプロレス全然ちゃうから(笑)。「何とか作って下さい」言われて、ハンマー打つので相手が突っ込んでくるところを、一本足ハンマーで追撃して倒すっていう。そういうのを作ったんですよ。」
番組スタッフ
「さすがは技のデパート。」


一本足ハンマーで悶絶する平澤。「大丈夫ですか!?」と心配する番組スタッフに、中西はボソッと「タイミングがズレた」。

中西学
「野人ハンマーは、走りこんでズコンとやるのと飛んでくる相手にズコンとやるのがあるけど、一本足ハンマーは、ほとんどカウンターですね。」
番組スタッフ
「野人ハンマーと一本足ハンマーで、やっぱり威力は違いますか?」
平澤光秀
「いや違いますよ。当たればホームランですから。


一本足ハンマーができた経緯に笑いつつも「今日のは違いますよ」と本気をアピールする番組スタッフですが、「技のデパート」を連発してる所見ると、絶対この流れでできた企画ですよね(笑)。


5.マナバウアー

マナバウアー01マナバウアー02
マナバウアー03マナバウアー04

中西学
荒川静香 2007年 カレンダー「マナバウアーっちゅうのは、これも荒川静香さんがいるじゃないですか。で、オリンピックでイナバウアー使ったじゃないですか。その理由がね、別にイナバウアー使っても点数一緒やし、点数高い人が勝つわけじゃないですか。せやけど、「私はコレやらないと、私じゃないから」っちゅうのを聞いて、何か武士道に通じるなと思って。
番組スタッフ
「(笑)。」
中西学
「こらええわと。俺もちょっとその武士道憧れるわと思ってたら、その矢先にマスコミに「すいません、イナバウアーにちなんで何か技作ってくれませんか?」って言われて。」
番組スタッフ
「(笑)。」
中西学
「「そんなんできるわけないやろ!」って。で、まぁイナバウアーって背面なりますから、「プロレスで背面なるっていったら、どんな技ですかね?」「ジャーマン?」「そっから何か作ってくれませんか?」言うて。何をしたらええんやと思ったけど、まぁアルゼンチンで持ち上げて、で、トリプルスピンとかやるじゃないですか。トリプルアクセルとか。それみたいな感じで3回転ぐらいグルングルン回して、それからジャーマンに持っていくんです。まぁシャレっ気から生まれたような技なんですけども、まぁ実際は必殺技になってますから。…真剣に考えてるんですよ?真剣に考えてるんですけど、動機は不純かもしれんけど、マスコミの人に頼まれたのも、僕らマスコミの人があってのものですし。」
番組スタッフ
「ちなみに“マナ”って何ですか?」
中西学
「“マナ”は“学”の“マナ”ですね(笑)。


やるんですか?」と怖気づく平澤を「マットあるやんけ!」と一喝し、マナバウアー炸裂!!この迫力には、番組スタッフも「痛そう!!」「この技凄いっすね!!」と興奮気味。

中西学
「センセーショナルでしたね、初めて出した時は。」
番組スタッフ
「自分の中で、できた瞬間「ヤッター!」とかあるんですか?」
中西学
「ヤッタっていうよりも、マスコミにやられたって感じもありましたけど…。でも、やっぱりヒントをくれたんですから、荒川静香さんがね。だから、人にどう思われようと、完璧に自分の技にしなアカンと。で、勝負に勝利しなきゃいけないし。彼女は美しさをイナバウアーで表現してますけど、僕は豪快さをマナバウアーで表現したいっすね。」


新技発表会まで15分長いんだけど丁寧なので聞き入ってしまうという、不思議な魅力がある中西の技解説(笑)。番組スタッフも残り時間が僅かなのに気づき、慌てて本題へ。

番組スタッフ
「新技発表まで、15分しかないので…。」
中西学
「えっ!?」
番組スタッフ
「色々僕が聞いてて申し訳ないんですけど。新技の方も豪快なやつをぜひ…。」


そして試行錯誤すること10分…。


6.新技

大中西ジャーマン01大中西ジャーマン02
大中西ジャーマン03大中西ジャーマン04

新技完成!中西が開発したのは、正面からぶつかるように相手をロープに振り、その反動を利用してジャーマンで投げるという、スピーディーで豪快な技。

中西学
「自分が今抱えてる課題っちゅうのがあって、日本人相手ならいいんですよ。日本人なら大きくても僕ぐらいだから、力だけでも対抗できるんですよ。せやけど、身長が2m以上、体重が200kg以上、ジャイアント・バーナードや曙、あのクラスの相手とかやったら、やっぱりリングを使って、ロープの反動を使って、そういう風にしていかないと。やはり力だけのレスリングではダメやし。パワーっちゅうのは、力にスピードが加わって、初めてパワーですから。


中西曰く「プロレスの醍醐味はフォール」。でも、この流れでホールドするのは難しそうですし、やっぱり試合では投げっぱなし技になりそうですね。

番組スタッフ
「やる前に何か“決めポーズ”みたいなのを、ぜひお願いしたいんですが。」
中西学
「せやね、指1本あげますよ、上に。「これで決めるぞ!」って。」


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新技発表まで残り5分。試合形式の新技発表会の為に、試合コスチュームに着替える中西。

番組スタッフ
「早めにお願いしますね。」
中西学
中西コスチューム「はいはいはい、ちょっと待って。早め早め言われても、こっちだって準備あんねんから、ちょっと待ってや。」
番組スタッフ
「すいません。(中西登場)やっぱいいですね。」
中西学
「体、商売道具やから。いつも鍛えてるから。」


新技発表まで残り4分。ここで番組スタッフが、中西にある要望を…。

番組スタッフ
「中西さんすいません、技の名前なんですけど、よろしかったらちょっとカンペに書いてもらっていいですかね?」
中西学
「何も思いつかへんよ、そんな…(苦笑)。」
番組スタッフ
「せっかくの新技なので。」


「大中西ジャーマン」

中西学
「ハイ!」
番組スタッフ
「大中西ジャーマン。ちょっとコレは…何か地味すぎませんか?(笑) せっかくなんで、もうちょっと考えませんか?」
中西学
「時間ないっつーとんのに…。」


「ジャイアント・スプラッシュ」

番組スタッフ
「ジャイアント・スプラッシュ。ほう…でも、もっと何か今風のヤツに。中西さんと言うと、やっぱりさっきの「マナバウアー」だったりとか「一本足」だったりとか、時勢に凝ったような…。」
中西学
「そんな考えてなかったよ、名前つけろってそんな!(苦笑)」
番組スタッフ
「例えば、今風にギャグだったりとかっていうと、「おっぱっぴー」が流行ってたりとか、「そんなの関係ねえ」とか流行ってたりしてますけど…。」
中西学
「ダメだ…浮かばない!」


ここで1時間が経過しタイムオーバー。新技発表会の開始予定時間が過ぎてしまうが、それでも「せっかく新技の発表会なので」と、新技の名前にこだわる番組スタッフ。

番組スタッフ
「例えば、中西さんの持ってる技で、他の何か名前とかあるんですか?」
中西学
「技の名前?マッケンローとかっていう、ヒザの後ろにラリアットして倒すような技あるけど。」



7.マッケンロー

マッケンロー01マッケンロー02

番組スタッフ
「マッケンローも聞いた事あるんですけど。」
中西学
「ジョン・マッケンローから取ってんけど。昔、ちょっとひょんな事からテニスをやらしてもらって。テニス部ちゃうよ?ちょっと職業柄、テニスの補助みたいのやったんよ。その時にラケットで…体育館でやってんけどね、ラケットで…ラケット折ってしまったんよ。その位の威力があったんよ。」
番組スタッフ
「凄いすね…(苦笑)。」
中西学
「しかも、高級な方のラケットな、公式の方の。それぐらい威力があるなら、プロレスに生かしたら…そん時は俺、公務員やったからプロレスのこと考えてなかったけど、昔からこういう力があるんやったら、プロレスに使った方がええなと。それも何年も温めて付けた名前やから、もう急になんか出ないよ。」
番組スタッフ
「本当申し訳ないですけど、やっぱせっかくの凄い技だと思いますんで…。」


悩む野人新技開発の時以上に、本気顔で新技の名前を考える中西。時間も新技開発以上にかかっているような…(笑)。

「ビッグウェーブ・ジャーマン」

中西学
「こんなんしかないよ、もう!」
番組スタッフ
「ビッグウェーブ・ジャーマン。ちょっと古くないですか?(笑) もうちょっと何かないですかね?スペシャル感が何か無いような気がするんですけど。」


「ボンバー・スプラッシュ」

番組スタッフ
「ボンバー・スプラッシュ。“ボンバー”というと、日本代表のサッカーの中澤のイメージじゃないですか。」
中西学
「何や!無いって!」
番組スタッフ
「時間がもうちょっとあるもんで。」


この時点で、既に5分もオーバーしてますが(笑)。

「スプラッシュ・レインボー」

番組スタッフ
「すいません、ちょっと古いような感じが…(苦笑)。」
中西学
「そんな、俺は英語の教師でも何でもないんやから!」
番組スタッフ
「もうちょっと時間も無いんで、今まで書いた中から選んでいただいて…。」
中西学
「何を書いたんやろ…。それすらも覚えてないですよ。「古い」言われてもね、古い人間やから。もう40やで?そら古いで!」
番組スタッフ
「時代の流れに合ったモノを、中西さんは名前つけてくるじゃないですか。そこをちょっと思ったので…。」


結局、中西が選んだのは、最初に書いた…。

「大中西ジャーマン」

中西学
「俺の名前が入ってるコレにしよう!」
番組スタッフ
「じゃあ、中西さんがそれでって言うんだったら、それにしましょう!」


いっその事「大中西」だけでもいいかもしれませんね。そして、いよいよ7分遅れで、新技発表会に挑む“野人”中西学。

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新技発表会

テレ朝アナ 吉野真治
「それでは、プロレスラー中西学、新技発表会のエキシビジョンマッチを行いたいと思います!新日本プロレスの野人・中西学の登場です!」


ご近所のファンの方々やマスコミの皆さんが見守る中、中西学入場。GKも来てますね。

テレ朝アナ 吉野真治
「果たして、中西の新技「大中西ジャーマン」とは、一体どういう技なんでしょうか!一体どんな状況で繰り出されるんでしょうか!」


* * * * *

新技発表エキシビジョンマッチ
中西学 vs 平澤光秀
中西vs平澤01中西vs平澤02
中西vs平澤03中西vs平澤04

ヤングライオン平澤の善戦に、新技公開のエキシビジョンマッチだという事も忘れて熱くなる中西学。中西の逆水平がとにかくスゴい!

テレ朝アナ 吉野真治
「試合時間1分を切った!まだ出ない!さぁ、時間がありません!時間との勝負という事になってきました!逆水平!押し込んでいくが、これは予想外の平澤の粘りか。残り…おっと、終了時間まで、あと30秒です!30秒を切りました!中西、これは早く出した方がいいんじゃないですか!?中西さーん!いや、中西さん、残り15秒切ってますよ!?アルゼンチンを!アルゼンチンをやるなら、新必殺技を出した方がいいと思うんですが!残り試合時間が…あっ!もうあと3秒!2秒!1秒!放送終了!さような」


本気顔 #5 放送終了

途中で放送が切れた!(爆笑) 僕は10月2日の夜8時からの放送を見てたんですけど、8時55分で放送が切れるって、まさに80年代にゴールデンタイムで放送されていたワールドプロレスリング生中継状態!この2日後には「アメトーーク」で昭和プロレス芸人もありましたし、当時の熱い記憶が蘇えってきた感じです(笑)。

テレ朝チャンネル
本気顔
新日本プロレスオフィシャルWEBサイト


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