2008年03月20日
上田ちゃんネル #37ch717「テレ朝チャンネル」で「上田ちゃんネル #37」見ました。
今回は、上田さんと浜ロンさんの2ショットでスタート。残念ながら古坂さんは、多忙でスケジュールが合わず、本日欠席となってしまったとか。ブログ見てても忙しそうですし、売れっ子は大変ですね。

浜ロン
「悔しがってましたねえ。」
上田晋也
「ビックリ。月1回の仕事が今日なんだって(笑)。」
浜ロン
「そんな事ないでしょう(笑)。」


考えてみれば、確かに上田ちゃんネルでも珍しいかもしれない、上田さんと浜ロンさんの2ショット。

プーク人形劇場浜ロン
「この画面はあり得ないと思うんですよ。だって、ゴールデンで司会とかやってるわけです、上田さんは。(自分は)「新宿フー(ライブ会場)」、「プーク人形劇場」。」
上田晋也
「主な現場が(笑)。」


浜ロンさんのライブ出演情報などは、ファンの方が運営している「浜ロン応援ブログ」でチェックする事ができます。

浜ロンちゃんネル?
「浜ロンのファミレストーク」


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CSイチ受けたい授業 第2弾!
講師:ほたるゲンジ 桐畑トール


上田ちゃんネル #37 ゲスト:桐畑トール今回のゲストは、第1弾に引き続き、お笑いコンビほたるゲンジ桐畑トールさん。前回は他所では絶対に見られない笑える歴史授業でしたが(笑)、今回も桐畑先生から「戦国時代」について学びます。

上田晋也
「前回かなり好評だった…というウワサの「戦国時代」の授業を、もう一度受けようじゃないかという事で。先生にお越しいただきました、ほたるゲンジの桐畑さん!」
桐畑トール
どうも〜!いやぁ〜、まさかこんなにすぐ呼ばれるとは!」
上田晋也
「好評だったらしいよ。ただ、お前が言ってる武田信玄の話が、本当かどうかは知らないけれども、何か楽しく見れましたと。」
桐畑トール
歴史なんてウソばっかり「あのね、歴史なんて、どうせウソばっかりなんですから!」
浜ロン
「やめましょうよ、どうせウソだったら(笑)。」
桐畑トール
「そこが面白いんじゃない!?それが歴史ロマンでしょう。」
上田晋也
「まあ、フィクションだからこそみたいなね。」
桐畑トール
「そういう事ですよ。司馬遼太郎なんて全部ウソでしょ?」
上田晋也
「そんな事はない!司馬遼太郎先生を否定するな(笑)。お前は否定するけども。」


色んな説があるからこそ、歴史は面白いんでしょうね。前回、武田信玄の最大のライバル上杉謙信が登場した所で終わってしまい、かなり物足りなかったという桐畑先生。という事で、今回は「武田信玄 後編」を学びます。

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第2回 「武田信玄・後」

CSイチ受けたい授業 第2回「戦国時代」桐畑トール
「覚えてます?ちゃんと復習してきました?前回、教えた事。」
上田晋也
「個人名は、ほぼ覚えてないわ。」
桐畑トール
「あら〜。」
浜ロン
「俺、でもね、ちょっと復習してきました。「スカパー!な日々」で。」
上田晋也
「おお、公式ホームページで(笑)。」
浜ロン
「その前に知ってます?「スカパー!な日々」の「上田ちゃんネル」1回分作る作業時間、知ってます?」
上田晋也
「知らない。」
浜ロン
15時間「15時間。」
上田晋也
「(爆笑)。」
浜ロン
「「上田ちゃんネルの場合は、10〜15時間かかる」と書いてありました。」
上田晋也
「この場を借りて、ホントにありがとうございます。」


こちらこそ、見て下さってるだけでも凄い事なのに、いつも番組で紹介して下さって本当にありがとうございます!!忙しい時期なんかは更新が遅れる事もあると思いますが、これからもよろしくお願いします。

赤備え―武田と井伊と真田と上田晋也
「どういうこと書いてあった?」
浜ロン
「だから、あの…「赤備え」とか、あとは、おぶ…「オブ・ジョイトイ」?」
上田晋也
「オブマサコ?」
桐畑トール
「オブマサコって誰ですか(笑)。」
上田晋也
「飯富昌景。」
桐畑トール
「そう!」
浜ロン
「気づいたんですけど、(武田四名臣)4人のうち3人が“昌”っていう字が付くんですよね。あれは何か由来があるんですか?」
桐畑トール
「ほぉ〜。」
上田晋也
「先生、言葉を飲んだよ(笑)。」
桐畑トール
「なるほど。武田信玄は、出家して“武田信玄”に変わるんですね、もともと“武田晴信”ですから。で、クーデター起こして追い出したお父さんが、武田信…何かなんですよね。」
上田&浜ロン
「(笑)。」
桐畑トール
「“虎”が付くんです、“虎”が…(資料を見て)“武田信虎”!だから、部下に“虎”という文字の名前を与える事が多いんですよね。逆に、武田信玄は“晴信”ですから、“晴”という字を、結構与えてますね。だから、山本勘助なんかも“晴幸”とかね。そういう文字を与えるとかは、確かにある。ただ、“昌”はなんだろうね?」
浜ロン
「(笑)。」
上田晋也
「でも、それも一緒なんじゃないの?例えば、息子に一文字とってあげるとか、要はケン・グリフィーJr.みたいなもんだろ?」


ケン・グリフィーJr.
アメリカメジャーリーグのプロ野球選手。シンシナティ・レッズに所属。父親は1970年代にレッズでビッグレッドマシンの一員として活躍したケン・グリフィー・シニア。

桐畑トール
「あれと全く一緒でしょ?あれ“Jr.”付けただけでしょ?」
上田晋也
「じゃあ、ドリー・ファンクJr.とか、そういう事になる?」
桐畑トール
「そういう事ですよ。」


ドリー・ファンクJr.
アメリカのプロレスラー。父は、ドリー・ファンク・シニア。弟・テリーとのタッグチーム「ザ・ファンクス」で大活躍。2008年3月1日、全日本プロレス両国国技館大会にて引退試合を行った。

上田晋也
「あと、石を投げる…。」
桐畑トール
「投石部隊。」
浜ロン
「あと、馬がポニーだったとか。」
桐畑トール
「はいはいはい、いいですねえ。」
上田晋也
「じゃあ、ちょっと今日の授業を…。」
桐畑トール
「今日はですね、私も気合を入れてまいりまして…ダダンッと!!。」


桐畑トール作「武田信玄」

桐畑トール
武田信玄 Part.2!という事でね。」
上田晋也
「「鉄拳」か!!「こんな武田信玄は嫌だ〜!」(笑)。」
桐畑トール
「真面目に描いてるでしょ?もう。」
浜ロン
「ヘタな人が、一生懸命描いた…(笑)。」
上田晋也
「しかも、“風林火山”のこっち(風林)ちょっと消して(笑)。」
桐畑トール
「このバックにあるよ、みたいなね、無駄な作業。結構、これね、8時間かかりました。」


前回「もっと画が見たい」と言われていた桐畑先生、ご期待に応えて8時間もかけたという超力作「武田信玄」を!どこかで見たことがあるような感じだと思ったら、そうだ「鉄拳」だ(笑)。いやいや、戦国武将の迫力が凄い伝わってくるようなイラストで。

■天文22年(1553年)4月
村上義清は葛尾城を放棄して越後の上杉謙信のもとへ逃れた。こうして東信も武田家の支配下に入り、信玄は北信を除き信濃をほぼ平定した。後に、信濃守護となる。
桐畑トール
「武田家がですね、今の山梨県甲府からですね、どんどん信濃の方まで攻めていきましたね。そしてそのライバルたちが、どんどん新潟方面へ逃げていくわけですよね。そしてその新潟から「じゃあ、俺が立ち上がろう」と武田信玄に立ちはだかるのが、この方!…って言って(前回)終わったでしょ?その方が…!!」


桐畑トール作「上杉謙信」

桐畑トール
「上杉謙信!」
浜ロン
「ちょっと待って下さい…色のペンが足りなくなった?急に白が多くなりましたけども(笑)。」
上田晋也
「謙信って…こういうキャラ??(笑)」
桐畑トール
「こんな感じでしょ?しかもですよ、謙信の旗頭というのが、毘沙門天の“毘”の文字ですよ。コレを“上杉謙信”の後ろにあえて重ねて書いたら、ワケが分からなくなってしまったと!」
上田&浜ロン
「確かに(笑)。」
桐畑トール
「…という事に、昨日の夜気づきまして。」
上田晋也
「この字だとさ、「臼井」の「臼」みたい(笑)。」
桐畑トール
「残念な結果になってしまいましたが。」


ちょっとだけ「うしろの百太郎」チックな感じがする(笑)。「上杉謙信」の後ろの「毘」の字は、普通にカッコいいと思います。

桐畑トール
「皆さん、上杉謙信の知識は、どれ位あるのかなと思いまして。」
上田晋也
「やっぱり一番はあれじゃない?ことわざにもなってる「敵に塩を送る」。」


敵に塩を送る
上杉謙信が、塩不足に悩む宿敵・武田信玄に、塩を送って助けたという故事

上田晋也
「武田信玄の領地は海に面してなくて、塩がなくて困っている。兵糧攻めに遭っている時に、塩を敵に送って「五分の状態でまたやろうぜ」みたいなさ、そのイメージが一番強いかな。」
桐畑トール
「さすがウンチク王。」
上田晋也
「それ位なら誰でも知ってるだろ?」
桐畑トール
「そういう事ですよね。じゃあ、浜口君。」
浜ロン
「いや、僕もその塩を言われちゃったんで…今どうしようか困ってます。」
上田晋也
「(笑)。」
浜ロン
「前回、聞いた「もしかしたら女性だったんじゃないか」というウワサがあるみたいのは…。」


上杉謙信女性説
生涯未婚であったことや、婦人病で亡くなったという説から

桐畑トール
「生涯、結婚してませんからね。」
上田晋也
「同性愛者だったっていう話もあるし、本当にそういうのを嫌がってたっていうような話もあるし。よくウワサでさ、どこまで信じていいのか分かんないけど、本陣で殿は最後方に控えてるわけでしょ?謙信は自ら切り込んで行ったみたいな話もね。まあ、「ホントかいな」って感じもね。」
桐畑トール
「歴史なんて全部ウソですから。」
上田晋也
「冷めるっつーの、それ言われたら(笑)。」


多くの戦国武将は国盗りを目的として戦をしている中、「(利害を捨てて道理に従い人や公共の為に尽くす事)」の為にしか戦をしていなかったという事で、「珍しい戦国武将」「変わった戦国武将」などと言われている上杉謙信。

上田晋也
「新潟っていう土地柄に恵まれていたっていうのもあんのかね。米も豊富で海もあるしとかっていう。でも、その当時だったら、みんな行ってるんだったら「俺も行こうか」みたいになると思うけどなぁ。」
桐畑トール
「ただ、厳密に言うとね、実は上杉謙信、元々は長尾家。長尾景虎という名前なんですが…。」


長尾景虎(上杉謙信)
「越後の龍」と呼ばれた大名。自らを毘沙門天の転生と信じる

上杉謙信―信長も畏怖した戦国最強の義将 (Truth In History 10)桐畑トール
「前回、守護と守護代の話をしたと思うんですが、もともと上杉家は新潟の越後を支配していた守護。で、長尾景虎のお父さんが、実はこの守護の上杉家を滅ぼして、新潟の守護についてるんですね。結局は、お父さんの代で下剋上があったと。」
上田晋也
「ほう。」
桐畑トール
「しかも、さらにですね、長尾家のお父さんは、長尾景虎の兄・晴景に家督を継ぐんですが、このお兄ちゃんがあまり武勇に優れた武将でもなかったし、ちょっとお酒に溺れたりと、ちょっと内政が不安だったという部分で、上杉謙信はそのお兄さんを追い出す形で当主についてるんですね。」
上田晋也
「なるほどなるほど。1コだけいい?コレは基本めくられないの?」
浜ロン
「(笑)。」
上田晋也
1枚20分「ずっとこのページでお送りしているけれども。」
桐畑トール
「基本は、コレ1枚、20分位。」
上田晋也
「だったら、下げてもらってもいいよ?(笑)。」
桐畑トール
「でも、上杉謙信の話の時はね。」
上田晋也
「今、ほぼ兄貴の話だったのに、謙信出てるからさ。」
桐畑トール
「義の武将だけども、そういう生い立ちもありながらも、でも、そういう変わった武将だったと。」


一応、兄弟なので、顔は似てるだろうっていう事で(笑)。

桐畑トール
「あとは「越後の龍」なんていわれてね。」
上田晋也
「“虎”ってイメージはあるけどね。」
桐畑トール
「そうなんですよ。名前が元々「長尾景虎」。“虎”っていう字が入ってるんですが、「“甲斐の虎”武田信玄」、「“越後の龍”長尾景虎」、コレちょっとややこしいんでね。だから、“龍”という文字も旗頭に付けて出ております。この上杉謙信も、有力な部下がいっぱいいるわけですね。」


柿崎景家
上杉軍の先鋒隊将をつとめた勇猛果敢な武士

桐畑トール
「柿崎。柿に崎ですよ?」
上田晋也
「そんな大そうな名前じゃないよ。今でも結構いらっしゃると思う(笑)。」
桐畑トール
「猛将といわれた武将ですね。右腕ですね。」


宇佐美定満
謙信の軍師をつとめた勇士。川中島の戦いで武田信繁を討ち取る

桐畑トール
「さらに軍師、宇佐美定満。これがまたカッコいい!」
浜ロン
「主観でしょ、それ(笑)。」
上田晋也
「そういう部下のさ、名前だけでもいいから、ココに書くとかなかったの?」
浜ロン
じみへん (1) (スピリッツじみコミックス)「この絵、ずっと「じみへん」の絵みたいに思ってました、中崎タツヤ先生の。」
上田晋也
「(爆笑)。」
桐畑トール
「上杉、上杉。」
上田晋也
「そうしたら、こっちも覚えられるじゃんか?」
桐畑トール
「一切、書いてないです。」
浜ロン
「えっ、じゃあ、3〜4枚で8時間かかったんですか?(笑)」
桐畑トール
「まあ、次の絵が出てきますけどもね。」


小島勝忠
謙信に幼少時代から仕え、その豪傑ぶりから“鬼小島”と呼ばれた

桐畑トール
「あとは、“鬼小島”と呼ばれた小島とかね。」


直江兼続
上杉家三代に仕えた重臣。兜の前立ては「愛」の一文字

桐畑トール
「あと右腕といわれた直江兼続。これなんかは政治的な部分でもサポートして、上杉謙信の信頼を得た。これもちょっと覚えといてもらいたいかな。」


■天文22年(1553年)
甲斐の武田信玄の信濃侵攻によって領地を追われた村上義清・高梨政頼(謙信の叔父)らの信濃国人が領地復権を望んで謙信のもとへ逃亡してくると、8月にはこれに応じて信濃に出兵し、川中島(長野市南郊)で武田信玄と対峙する
桐畑トール
「上杉謙信は、北信濃の為に、元いた人たちに土地を返す為に、義の為に、戦に出てくるわけですね。さあ、その戦いというのは、あの有名な…!はい、浜ロン!!
浜ロン
「信濃…川の戦い…?」
桐畑トール
「ブーッ!!」
浜ロン
「そんなの無かったでしたっけ?(笑)」
上田晋也
「川中島だろ?(笑)」
桐畑トール
「正解。」
桐畑トール
「有名な「川中島の戦い」、知らないですか?」
浜ロン
「いや、ちょっと不意を突かれましたね(笑)。」


川中島の戦い
1553年以降、武田信玄と上杉謙信が、北信濃の支配権を巡って行われた戦い

決戦 川中島 (PHP文庫 い 13-5)桐畑トール
「これはもう、上田さんに聞いたら絶対に知ってるなと思ったんで。」
上田晋也
「川中島って、5回位やったんだっけ?」
桐畑トール
「おっ、これも今、問題で出そうと思ったのに、言っちゃうんだもんなぁ。」
上田晋也
「ゴメン、先走ったこと言うの、やめような(笑)。」
桐畑トール
「じゃあ、その中で一番の激戦は?5回の中で。」
上田晋也
「何だよ、「「仁義なき戦い」ではパート2が一番いい」みたいな(笑)。」
桐畑トール
「そういう事ですよ。11年間で5回やってるんですよ。結構、お互い陣取って睨み合っただけで終わったり…。」
浜ロン
「えっ、それ1回の戦にカウントされるんですか?」
桐畑トール
「はい。」
桐畑トール
「あとは、ちょっとした小競り合い。」
上田晋也
「出陣しただけで、一応、戦扱いにはなるわけだ。」
桐畑トール
「なりますよ。もう退陣してるわけですからね。」
上田晋也
「でも、そのキッカケがなくて…。」
浜ロン
「(笑)。」
桐畑トール
「そういう戦いも、中にはあるわけですよ。」
上田晋也
「2回目が、一番熱かったと思うね、俺は。」
浜ロン
「俺は3で…。」
桐畑トール
「違いまーす!!」
浜ロン
「急すぎません?(苦笑)」
上田晋也
「やっぱ1回目で?」
桐畑トール
「4回目が。」
浜ロン
「ただ、数字言ってるだけじゃないですか(笑)。」
上田晋也
ロッキー4 DTSエディション「でもな、確かにロッキーも「ロッキー4」は良かったな。」
浜ロン
「良かったですね。あのドラゴの時ですよね?」
上田晋也
「「ロッキー5」がダメだった。だって、ストリートファイトだよ?ただな、「ロッキー・ザ・ファイナル」は意外にいい。」
浜ロン
「親子の絆みたいなやつでしたね。」
桐畑トール
ロッキー・ザ・ファイナル (特別編)「何の話ですか…??」
上田晋也
「「ロッキー4」の話だろ?」
桐畑トール
「戦国の話ですよ。」
上田晋也
「ああ、「川中島4」の方?」
桐畑トール
「「4」ってハイカラ!」
上田晋也
「今時「ハイカラ」って言うかい(笑)。」


川中島の戦いは、映画ロッキーの撮影じゃないんで〜(笑)。川中島の戦いは、実際のところ睨み合いだけで終わった戦もあるという事で、第2次と第4次の「二回説」を主張する研究者もいるそうです。

■川中島1 (1553)
長尾景虎が北信濃国人衆を支援して、初めて武田晴信と戦った。
桐畑トール
「1553年に1回目あるんですが…。」
上田晋也
「ごめんなさい、いい加減ページめくってもらえません?(笑)」
桐畑トール
「今、いいこと言いました!めくります。俺、めくります!カメラさん、めくる所ちゃんと押さえて下さい!俺、めくりますよ!?
上田晋也
「どうでもいいよ、そんな所は(笑)。」
桐畑トール
「この武田信玄が、北信濃を制圧する為にとった作戦ですね。1554年。「いごごし」と覚えてもらえれば。」
上田晋也
「覚えられないです(笑)。」
桐畑トール
「囲碁をうってる人の(肩)ごしに…。」
上田晋也
「どんな覚え方だよ(爆笑)。何で囲碁がメインだ?向こうごしに囲碁を見ろよ。」
桐畑トール
「武田信玄が上杉家と戦う為に、ある作戦をとるわけですね。それが、武田・北条・今川の「甲相駿三国同盟」。」


桐畑地図

桐畑トール
「地図が出てきましたね。」
浜ロン
「上手くなってる。」
上田晋也
「琵琶湖だけですか、色つきは?(笑)」
桐畑トール
「いやいや、武田のマークも…。元々、この三国で小競り合いが多かったわけですね。」


大きさ的に何とな〜く塗りたくなる気持ちが分かる(笑)。

甲相駿三国同盟
1554年に、甲斐の武田、相模の北条、駿河の今川の3者による和平協定

■天文23年(1554年)
長尾景虎に対抗するため、晴信は長男の義信の正室に今川義元の娘を迎え、また娘を北条氏康の嫡男・北条氏政に嫁がせて、後北条氏とも同盟を結んだ。今川氏と北条氏は武田家を仲介として、氏康の娘が義元の長男・今川氏真に嫁ぐことで同盟を結び、甲相駿三国同盟が成立した。
浜ロン
「それは、今川的には上杉を攻めてる間、チャンスと思わなかったんですね?」
桐畑トール
「いい質問だね。よくなってきてんな。君、伸びてきてるよ?」
浜ロン
「ありがとうございます(笑)。」
桐畑トール
「この三国のお互い利益が一致しないと。そういう事ですよ。今川は西方向に攻めていきたいわけですね。北条は関東方面に拡大していきたいわけですね。武田は長野の方面と。お互い、ここで小競り合いしてると、メインの戦に集中できないと。この時に利害が一致して三国同盟を結ぶわけですね。」
浜ロン
「それ口説き落としたんですかね?凄いですよね、だって1年過ぎたら成立してませんもんね?」
桐畑トール
「ちょうどタイミングが良かったというのもありますね。」


武田義信
武田信玄の長男。政略結婚で今川義元の娘を正室にする

桐畑トール
「武田義信という武田信玄の長男には、今川家から嫁いだ嫁さんがいると。ココもポイントですから、覚えといて下さい。」


■川中島2 (1555)
武田信玄と上杉謙信は、川中島で再び対峙したが、決着はつかず対陣5ヶ月に及び、最終的には駿河の今川義元の仲介で和睦が成立、両軍は撤兵。


■川中島3 (1557)
武田信玄の北信濃への著しい勢力伸張に反撃すべく、上杉謙信は出陣するが、信玄は決戦を避け、決着は付かなかった。
桐畑トール
「甲相駿三国同盟を結んだ6年後、1560年。」
上田晋也
「これは何と覚えたらいいですか?」
桐畑トール
いごローマ「“1560=いごローマ”。」
上田晋也
「“いごローマ”??関係ないじゃないですか、ローマ。“いごローマ”だったら、何かローマの出来事を覚える事になりますよ?」
桐畑トール
「と思うじゃないですか。それが武田家の話だっていう事で、「なんだよ、それ!」みたいな。」
浜ロン
「それで覚えるんですか?(笑)」
上田晋也
「全然、覚えられませんよ(笑)。」
桐畑トール
「1560年に、北信濃の方に海津城という前線基地を作るわけですね、武田家は。」


海津城
1560年、信玄が謙信の侵攻に備えるため、家臣・山本勘助に命じて築いた城

桐畑トール
「ここには城代(城主の代わり)に、四天王の高坂昌信。必要以上に武田家が新潟に攻め入りたいっていう理由が、さっき皆さんがチラッといった「敵に塩を送る」じゃないですか。海が欲しいんですよ、武田は。」
浜ロン
「はぁ。」
桐畑トール
「海津城というのを作るんですが、この時に、とんでもない事件が起きてるんです!


ここで桐畑先生からの問題。1560年に起きた大事件とは??

上田晋也
「こっち(北信濃)関係なく?」
桐畑トール
「はい。」
上田晋也
「あれだ、コイツ(今川)関係あるだろ?要はこの辺でって事だろ?」
浜ロン
「あれ…何だっけな?名前が出てこない…。信長と戦った戦い…名前なんだっけな、アレ…。」
桐畑トール
「ブブーッ!!時間切れーっ!!」


桶狭間の戦い
1560年、桶狭間で織田信長が今川義元を奇襲して敗死させた戦

戦史ドキュメント 桶狭間の戦い (学研M文庫)浜ロン
「桶狭間だ…そうだ…。」
桐畑トール
「桶狭間の戦いが、この年に起きてるんですね。この今川は西に攻める。」
浜ロン
「興奮しますね、その年。」
桐畑トール
「この完全に負けると言われてた織田信長が、桶狭間で今川義元を討つんです。」
上田晋也
「その時、歴史は動いたよ、コレ。」
桐畑トール
「動きましたね〜、ついに。一旦、CMいきます?」
上田晋也
「いかない、いかない。入れるんだったら、「桶狭間」って言う前に入れろ(笑)。」
桐畑トール
「桶狭間の戦いで、今川義元が敗れました。そして1561年!」
浜ロン
「これは、いご…?」
桐畑トール
いごローワン「“1561=いごロー…ワン”。」
上田晋也
「“ローワン”に関しては、全く意味も分からないですよ?(笑)」
浜ロン
「麻雀ですよ、麻雀。」
上田晋也
「六萬?萬子の六って事?それで何があるの?」
桐畑トール
「完全にフリテンチョンボだろ!」っていう。」
浜ロン
「(爆笑)。」
上田晋也
「しかも、フリテンチョンボなのかよ(笑)。もういいわ、年号。」


毎回“いご”で始まるので、とりあえず1500年代というのは覚えられますね(笑)。

桐畑トール
「1561年に、第四次川中島の戦いがあります。」


■川中島4 (1561)
関東出兵を企図する上杉謙信は、背後の武田信玄を叩くべく川中島に出陣。第一次から第五次にわたる川中島の戦いの中で唯一大規模な戦いとなり、多くの死傷者を出した。
徹底分析川中島合戦 (PHP文庫)上田晋也
「聞きたいのがさ、同盟を結んでた今川義元が、信長に倒されたわけだ。それで武田軍は、上杉軍とやってるんだけど、ちょいとした後ろ盾が無くなったみたいな所もあるわけでしょ?それは影響しなかったの?川中島には。」
桐畑トール
「そうですね、第4回目は、武田軍と上杉軍のみで戦っておりますので。同盟結んでますから、ココで戦が起こる事はないわけじゃないですか。」
上田晋也
「でも、義元は倒されたわけだろ?「やっべ、尾張の信長が来るぜ!?」みたいに、今まで安心してたのが安心できない部分があるんじゃない?」
桐畑トール
「なるほどね。ただね、織田信長ってね、24歳の時に桶狭間で今川義元を討ってるんですけど、若いんですよ。まだ、尾張の国を統治したばっかりなんですよ。正直、まだ外に攻めていける状態ではないんですね。まして、ラッキーパンチで織田が勝ったぐらいで。」
上田晋也
「そんなに恐れてないと。じゃあ、「イチローの1年目」みたいなもんだ?「イチローの210安打、あれ本当かぁ?」って言ってたら「コイツ、毎年打つぜ?」みたいな。」
桐畑トール
「まあまあ…そういう事かな?メジャーの中でね。」
浜ロン
「違うと思いますよ?(笑)」
上田晋也
「そういう事だろ?要は。」
桐畑トール
「…ハイッ。」


たまに桐畑さんが置いてけぼりにされるパターンが面白い(笑)。

■永禄3年(1560年)
上杉謙信は、1万5000の兵を率いて川中島に出陣。川中島の東にある海津城を素通りし、川中島より南に位置する妻女山に陣取った。武田信玄は、海津城の高坂昌信から謙信が出陣したという知らせを受け、兵2万を率いて海津城に入城
桐畑トール
「8月28日、遅れること10日位ですかね、兵2万を率いて、その海津城に入城するわけです。」
上田晋也
「おっ、歴史動くぞ?これから(笑)。」
桐畑トール
「その…(画)まだいいな。」
上田晋也
「まだかよ(笑)。まだ動かないの?コレ。」
桐畑トール
「この海津城と妻女山、僅か4キロを隔ててお互い陣を張るわけですけど、何とそこからまた半月近く睨み合いなんですね。一切動かない。」
浜ロン
「睨み合いと言っても、4キロ離れてるから、姿は見えないわけじゃないですか。」
桐畑トール
「見えないけど、ある程度遠い所は見えますよね。」
上田晋也
「なかなか動けないもんなんだな。だって、動くとそれだけスキが出来るから、先に動きたくないのかね?」
桐畑トール
「そうですね、色んな作戦が。もしかしたら、向こうの罠かもしれないとか。ここで半月睨み合うんですが、武田軍の軍師と言われた山本勘助の作戦によります「きつつき戦法」という技を…。」
上田晋也
「「コンニャク打法(打席で両腕をクネクネと動かすフォーム)」みたいな。」
桐畑トール
「梨田監督の話でしょ?全然違いますよ、コレは。きつつきっていうのはね、木の穴にいる虫を食べたい時に、穴を突付かずに、その後ろを突付くんですよ。そうするとビックリして虫が穴から出てきて、そこをパクッと食べると。」


きつつき戦法

兵を二手に分け、1万2千の別働隊に、妻女山にいる上杉軍を攻撃させる
 ↓
上杉軍は、勝っても負けても下山
 ↓
平野部で待ち伏せしていた8000の本隊が攻撃
 ↓
(゚Д゚)ウマー

上田晋也
「これは負けたわ。謙信、負けたな。」
桐畑トール
「これは一体、どうなるんでしょうか!?9月10日午前0時、高坂昌信、飯富虎昌、馬場信春、真田幸隆ら、12000は出発してですね、妻女山の裏手に回ります。そして午前4時、信玄本隊8000はですね、下りてくる上杉謙信を待ち構えてるわけです。」
浜ロン
「ほぉ〜。」
桐畑トール
「この日は、もう霧に包まれた濃霧でございます。さぁ、上杉軍15000はどうなるのか!?」
上田晋也
「おっ、いよいよ(画)くるぞ!?」
浜ロン
「くるか!?」
桐畑トール
「どうなるのか!?」
上田晋也
「かれこれ15分位見てるぞ?」
桐畑トール
「上杉軍、なんと気付くんです。」
上田晋也
「気付いた?囲まれた事に?」
桐畑トール
「夜中のうちに仕掛けてくるぞという事で、上杉軍15000は、夜中のうちにこの妻女山を、こっそり下りていくわけですね。その時に、妻女山にいると思わせなきゃいけないわけですから、音たてちゃいけませんよね?」
上田晋也
「15000人は、こっそり動けないと思うんだよ。」
浜ロン
「絶対、雑談したりとか(笑)。」
桐畑トール
「それも、まあまあ「シーッ!」と。」
上田晋也
すぐわかる日本の甲冑・武具「でもさ、甲冑とか付けてるわけだろ?」
桐畑トール
「そう!ガチャガチャ鳴るでしょ?その金具の部分には、布をあてて音が鳴らないようにするんです。」
浜ロン
「じゃあ、布足りなくなりますね?」
桐畑トール
「結構、足んないよ?もう。フンドシとかも使ったんだろうね。」
上田晋也
「要は、ゴルフのドライバーにヘッドカバーつけるみたいな?」
桐畑トール
「ちょっとまあ…そこも…うんそうそう。あと、馬がちょっと鳴くでしょ?猿ぐつわをさせて馬の口をしばって、鳴かないようにして静かにして、妻女山を下りたわけですね。」
上田晋也
「徹底したね!」
浜ロン
「ちょっと、桐畑さんにも猿ぐつわした方がいいんじゃないですか?」
桐畑トール
「説明できないでしょう?(苦笑) さぁ、この戦い、どうなるのか!?やっとめくります!」


桐畑地図

上田晋也
「な…何じゃコレ??(笑)」
浜ロン
「何でいつも水を大事にするんですか?(笑)」
桐畑トール
「川だよって教えなきゃいけないでしょ?」
上田晋也
「お前、水を大事にするなぁ。」
浜ロン
「人間として正しいですよね。」
桐畑トール
「青塗ってる時が、一番テンション上がるんだよね。上杉が北からずーっと南に入って海津城を横切って妻女山に陣取ったんですね。」
上田晋也
「で、きつつき軍団が妻女山の裏に回ったんだろ?」
桐畑トール
想定ライン「武田本隊はこっちに回って…ココ!想定ライン!点線で!ココの位置で…。」
上田晋也
「ああ、「想定ライン」って書いてたんだ?「伊豆スカイライン」みたいなさ(笑)。」
浜ロン
「俺もマジでそう思ってました(笑)。」
上田晋也
「ココにすでにあったのかと(笑)。」
桐畑トール
「違う!違う!ココの想定ラインで、武田本隊が上杉軍を待ち構えようとしてたんですな。それが、気づいた上杉軍は、夜中のうちに妻女山を抜けて、八幡原に下りてきます。武田の本隊は、まさかこんな所に下りてきてるとは思ってませんから。濃霧が明けた時に、目の前にもう上杉軍がいるわけですよ。さあ、その時とった上杉軍の陣が、この車懸りの陣!」


車懸りの陣車懸りの陣

車輪のスポークのように部隊を配置し、敵全体を包み込む、上杉軍の攻撃型の陣形

武田信玄と上杉謙信―決戦!川中島の戦い (別冊宝島 (1365))桐畑トール
「もう一切色が使われておりません。」
上田晋也
「一番使わなきゃいけねえ、ココ、派出にいきたいよなぁ。」
桐畑トール
「前半で手首やっちゃったんですよね、武田信玄の顔の所でもう(苦笑)。この各部隊がクルクル回るんです。だから、攻撃しちゃ後ろ回って攻撃しちゃ回ってっていうのが、グルグル展開される攻撃型の陣形なんですね、コレが。」
浜ロン
「少年隊が一人ずつ前に出てソロ歌うみたいな?(笑)」
桐畑トール
「そうそう!迷いこんだ♪の時だよな!あそこが一番…少年隊が一番強いアレ?」
上田晋也
「少年隊一番強い。カメラさんも撮りやすいし。」
桐畑トール
「この陣形で上杉軍は武田軍に襲い掛かるわけです。その時に武田軍がとった陣形がコチラ!」


鶴翼十二段の陣鶴翼十二段の陣

鶴が翼を広げたように部隊を配置し、敵全体を包み込む、武田軍の守備型の陣形

桐畑トール
「鶴翼十二段の陣!手首の運動したんで、ちょっと色使ったんですけども。塗ったらまた手首やっちゃいまして、ちょっと手抜いたんですけども。手首一晩じゃ治んないっていう。」
浜ロン
「面倒くさくなって…(笑)。」
上田晋也
「ココ(赤い部分)がメインなの?」
桐畑トール
「そういうわけではないです。本陣が一番下ですよ。大将を一番奥に置いて、鶴が翼を広げたようだという意味で、鶴翼十二段の陣。コレが十二段あるという形ですね。」
上田晋也
「だったら、「十二段」はせめて書こうよ?色はいいからさ(笑)。」
桐畑トール
「いやいやいや、サイズ間違えたんです。」
上田晋也
「(爆笑)。」
浜ロン
「(左右)十二、十二ですか?全然だ(笑)。」
桐畑トール
「要はそういう風に広がった陣ですって事ですよ。」
上田晋也
「だったら、このページ破いてさ、描くこと可能だったじゃんか?」
桐畑トール
「もう手首が…もたないです。」
上田晋也
「そこまで言うならしょうがないけどさ〜。」


しかも、やや右寄り。たぶん「車懸りの陣」の画も、ほんの一部分ですよね(笑)。

桐畑トール
「これは守備型の陣形なんですね。コレでガッチリと受け止めるんですが、上杉軍の車懸りの陣も次々にクルクル回るから。武田軍は、きつつきの方に12000行っちゃったんで、本隊には8000しかいない。上杉車懸りの陣は15000、数の上でも上杉軍有利。しかも、攻撃態勢。もう完全に上杉軍優勢でございます。」
上田晋也
「だね。」
桐畑トール
「次々に、武田の名武将、討ち死にしていくわけです。武田信玄の右腕と言われた弟・武田信繁、討ち死にいたします。そして、このきつつき戦法を考えた軍師・山本勘助もこの戦いで…討ち死にいたしまーす!!


桐畑作「山本」「信繁」

桐畑トール
「手首復活!!」
上田&浜ロン
「(爆笑)。」
浜ロン
「これは、顔だけを出してるんじゃなくて、本当に首が飛んだっていう表現なんですか?(笑)」
桐畑トール
「まあまあ(笑)。この二人やられていくわけですよね。」
上田晋也
「お前、顔は描きたがるよね、武将の。」
桐畑トール
「そうっすねえ…カッコいいっすからねえ…。」
上田晋也
「コレを描く位だったらさ、さっきの鶴翼十二段は軽く描けるだろ?」
桐畑トール
「楽しくないんですよね、コレ(鶴翼十二段)描いてても。言っときますけど、“□、□、□”でしょ?またこん中に“◇、◇、◇”。俺、四角ばっかしか描いてないんですよ、ずっと。全然テンション上がってこないんですよね。」
上田晋也
「ほう(笑)。」
桐畑トール
「やっぱり鎧とか兜を…(笑)。この二人が討ち死にいたします。ヤバイですよ?上杉軍、優勢優勢で。ただ、別働隊が妻女山に行って「上杉軍いね〜じゃね〜か!」と。あの別働隊が間に合っちゃえば、数の上では2万だよと。上杉軍には時間の猶予もないわけですよ。そこで上杉軍がとった作戦が、何と上杉謙信、自ら武田信玄の本陣に向かったわけでございます!!ヘヘーイ!!


■一騎打ち
放生月毛(ポニー)に跨り、名刀・小豆長光を振り上げた上杉謙信は、床机に座る武田信玄に三太刀にわたり斬りつけ、信玄は軍配をもってこれを凌ぐが肩先を負傷し、信玄の供回りが駆けつけたため、惜しくも討ちもらした。
本陣浜ロン
「本陣を赤にして下さいよ(笑)。」
上田晋也
「でもさ、せっかく自分たち優勢なんだからさ、謙信はずっと後方に待機しておいてさ、誰かが本陣に行きゃいいわけじゃない?だって、自分が行ったら、自分が首はねられて負けっていうリスクが…。」
桐畑トール
「でも、上杉謙信は、単身、馬で乗り込んだわけです。上杉謙信は、本陣にたどり着いて、武田信玄を見つけるわけですよ。大将として座っている武田信玄に向かって、上杉謙信、三太刀、刀を振り下ろすわけです。その時、武田信玄は、軍配でその三太刀を受けるわけですね。」
徹底分析 川中島合戦浜ロン
「ああ、その絵みたいのは。」
桐畑トール
「そう!有名でしょ?」
上田晋也
「銅像もね。」
桐畑トール
「この時に、謙信は三太刀振り下ろした。そして武田信玄は軍配でそれを受けた。その時に、他の武将たちが守りに入りますから、上杉謙信は信玄の首を取れずに撤退していくわけですけども、その残った軍配を見たら、何と傷が七つあったと。」
上田&浜ロン
「…。」
桐畑トール
「三回しか振り下ろされてない刀が。」
上田晋也
「なんで?」
桐畑トール
「だから…三回しか斬ってないのに、後で軍配見たら「七ヶ所も傷あるぜ?」みたいな。」
上田晋也
「なんで?だから。」
桐畑トール
軍配で防御「凄いんですよ、だから。パパッと。」
上田晋也
「速かったって事?じゃあ、信玄もそれを避けてるわけだから、7とか分かるんじゃないの?(笑)」
桐畑トール
「これが気づかなかったんでしょうね。」
上田晋也
「いや、気づくだろ(笑)。」
浜ロン
「じゃあ、もう時代も進んでるんですから、七回って言って良くないですか?(笑)」
桐畑トール
「まぁね。」
上田&浜ロン
「(爆笑)。」
桐畑トール
「ここで、妻女山に向かっていた別働隊が到着するわけですね。これで武田軍も数の上で上回っちゃいますから、上杉軍は撤退せざるを得ないと。」
上田晋也
「でもまあ、もうちょっとだったわけだ。実質、こん時は上杉家の勝利と言っても。」
桐畑トール
「と言われてますが、最後、「でも、撤退しなかった」という事で、武田側は「この戦は我々の勝ちだ」と主張するんですよね。」
上田晋也
「なるほどね。」
桐畑トール
「これが第四次川中島の戦い。この後、第五回目もあるんですが、第四回目の時が一番死傷者が出たので、第五回は本当に睨み合っただけで。」


■川中島5 (1564)
上杉謙信は川中島に出陣するが、武田信玄は決戦を避けて塩崎城に布陣し、にらみ合いで終わった。
浜ロン
「ビビっちゃって、前の戦で。」
桐畑トール
地図に戻ります「お互いぶつかり合ったら、また死傷者が出ると。さあ、そこでですよ。戻ります!
上田晋也
「スッゲー、見慣れた絵なんだけれども…。」
浜ロン
「確かに、ゴッホの絵とかでも15分見ないですね(笑)。」
上田晋也
「俺さ、去年の夏さ、ルーブル美術館に行ったんだけど、「モナ・リザ」よりこっちの方見てると思うよ?計算的には。」
桐畑トール
「(笑)。」
上田晋也
「今、俺の人生の中では、一番見てる絵かもしんない。」
桐畑トール
「戻らないと(笑)。で、武田信玄、この北侵を諦めるんです。」
上田晋也
「はぁ〜。」
桐畑トール
「もう上杉謙信がいる限りは無理だと。海津城というのは前線基地として置いときますが、全軍を率いての戦いはやめずに、何と三国同盟を結んでいた今川を裏切って、今川領に攻めていくわけですね。その時に生まれたのが「敵に塩を送る」ということわざなんですよ?」


■「敵に塩を送る」の経緯
武田氏の盟友であった今川義元が、織田信長によって桶狭間の戦いで討たれたことにより、今川家が衰退の兆しを見せ始める。このため、信玄は今川氏との同盟を破棄して駿河に侵攻しようと計画。
 ↓
今川真氏は北条氏康と結んで、武田領に塩を搬入することを禁止する「塩止め」を行った。
 ↓
上杉謙信は、塩不足に悩む宿敵武田信玄に、塩を送って助けた。
桐畑トール
「その時、謙信は、塩を送ったんじゃなくて、塩商人のルートを一切規制しなかったんですね。だから、越後方面から武田の領地の甲斐に塩が流れてきたと。」
浜ロン
「ほぉ〜!」
桐畑トール
「そこから生まれたことわざが、上田さんが最初に言った「敵に塩を送る」。」
上田晋也
「でも、別に懲らしめれば良かったのにね。塩のルートを絶ってな、謙信も。」
桐畑トール
「そこが「義」に生きた男、上杉謙信。」
上田晋也
「別に、武田に対しての「義」はないだろ?」
桐畑トール
「まあ、武田のやり方も色々あるんですが、お互い武将の強さとしては認め合った部分もあるんですね。武田信玄は「もし、俺が死んだら、上杉謙信を頼りにしろ」と息子にも言ってるんです。戦いの中で芽生える友情的な。」
上田晋也
初代タイガーマスク ~猛虎伝説~ Vol.1「タイガーマスクとダイナマイト・キッドみたいな。」
桐畑トール
「あ゛〜、そういう事…だなぁ〜!?」
浜ロン
「いいライバルだった。」


“甲斐の虎”だし、僕みたいなプヲタには分かりやすい?(笑)

桐畑トール
「それで、武田信玄は今川領にどんどん攻め入るんですが、先ほど同盟の時に、どういう風に同盟を結んだと言いました?」
上田晋也
「嫡男をね。」
桐畑トール
「武田信玄の息子・義信は「反対です」と。「自分の嫁の実家を攻めるなんていうのは、絶対反対です」と言い出すわけです。ま〜、困りますよ、親父としても。」
上田晋也
「うん。」
桐畑トール
「で、この息子・義信は、武田信玄がやった事と同じように、武田信玄を追っ払って、クーデターを起こそうとするんです。まさか自分がやった事を、自分の息子にもされるとは!」
上田晋也
そういうのって巡ってくるよ「そういうのって巡ってくるよ?うん。気をつけないと、やっぱ。」
桐畑トール
「何かあったんすか?それ。「あの時、酷かったな〜」みたいな(笑)。」
上田晋也
「やっぱ気をつけた方がいい。自分のやった事、本当巡り巡って、ちゃんと自分に返ってくるから。気をつけよう。」
桐畑トール
「何か身に覚えのあるような…。」
上田晋也
「別に(笑)。」
桐畑トール
「さらに赤備えを引き連れていた猛将・飯富昌虎…義信の守役・昌虎が、そのクーデターに自分も加担するんですけども、その昌虎の弟・飯富昌景が、信玄に密告するんです。「ウチの兄貴と息子さんがクーデター起こそうとしてます」と。」
上田晋也
「ドロドロしてんなぁ。」
桐畑トール
「それを知った信玄は、自分の息子をクーデター起こす前に幽閉するわけですね。そして、飯富昌虎は責任を取って切腹と。」
上田晋也
「なるほど。」
桐畑トール
「ただ、弟・飯富昌景は、武田信玄の為に兄貴のクーデターを密告したと。「お前の功績は認める」という事で、もう途絶えていた山県という家へ嫁がせて山県昌景と名前を変えて続いていくんですが、お兄ちゃんが率いてた赤備えも山県昌景が率いて、武田軍で頑張って戦をしていくわけですね。」
上田晋也
「納得するもんなんだな。」
浜ロン
「不思議なのは、そんなに汚い事を繰り返してきて、謙信はそれでも信玄を認めてるわけじゃないですか。上杉謙信がバカなんじゃないかと思うんですよね。」
桐畑トール
「バカ!?」
浜ロン
「だって、相当嫌われ者だと思いません?情報入って来ないんですか?「アイツ汚ねえぞ」みたいに。」
上田晋也
「だって、元々もそうだし、お前の授業聞いてても、信玄はあんまりいいイメージないんだよね。どっちかっていうと謙信の方がっていう。お前はどっち派なの?信玄と謙信だったら。」
桐畑トール
「でもねえ…どの地域でもやっぱり下剋上の時代ってね、ズル賢い事が結構あるんですね、実は。」
上田晋也
「そうなんだけど、お前はどっちファンなの?」
桐畑トール
「ファン!?ファンは…謙信ですね。
浜ロン
「じゃあ、何で第1回目の授業が…。」
上田晋也
「どっちかっていうと信玄メインでお送りしたんだよ、じゃあ(笑)。」
桐畑トール
謙信メインの方が「謙信メインでやった方が良かったかなぁ…。」
上田晋也
「反省をするな、本番中に(笑)。」
桐畑トール
「謙信は北条ともやり合ってるわけですよ。北条がどんどん関東を攻めていって、群馬県の方まで攻めていくわけです。北関東の武将たちがどんどんやられてってるから、その人たちの為に、「義」の為にしか戦はやってないです。」
浜ロン
「何で相当なスターになってないんですか?戦国スターっていうと信長じゃないですか。謙信じゃないですか、どう考えたって。」
上田晋也
「でも、やっぱり領土を拡張してないっていうのがあるんじゃないの?」
桐畑トール
「でも、信長とか有名ですけど、信長が唯一自分が生きた時代に恐れてたのが、この武田信玄と上杉謙信なんですよ。実は両方と同盟を組んでた時期があるんですよ。武田家と同盟を組んでいた時もあれば、上杉家と同盟を組んでた時もあるんです。」


【大雑把に、その後の武田信玄まとめ】

■永禄8年(1565年)
信玄と信長は、信長が姪を養女として武田勝頼に嫁がせることで同盟を結んだ。その養女は武田信勝(信玄の嫡孫)出産直後に死去したが、続いて信長の嫡男と信玄の娘の婚約が成立しており、織田氏と武田氏は引き続き同盟関係にあった。

■永禄11年(1568年)
三河の徳川家康と共同で駿河侵攻を開始する。しかし、今川氏と縁戚関係にあった北条氏康が今川氏の援軍に駆けつけ、さらに駿河征服を企む家康も氏康と同盟を結んで信玄と敵対したため、武田軍はひとまず甲斐に撤退した。

■永禄12年(1569年
信玄は2万の大軍を率いて、北条氏を叩くべく上野・武蔵野・相模国に侵攻する。10月8日、三増峠において武田軍と北条氏照・氏邦軍が激突、武田軍が大勝した。

■元亀元年(1570年)
再び駿河に侵攻し、完全に平定した。

■元亀3年(1572年)
将軍・足利義昭の信長討伐令の呼びかけに応じ、信玄は信長との同盟を事実上破棄して上洛するために甲府を進発した。約3万の全軍のうち、3千を秋山信友に預けて信長の領土・東美濃輪に、山県昌景に5千を預けて家康の領土・三河に、そして自らは馬場信春と共に2万の大群を率いて青崩峠より遠江に攻め入った。信玄率いる本隊は10月13日、徳川諸城を1日で落とした。山県軍は柿本城、井平城を落として信玄本隊と合流。秋山軍は11月までに岩村城を落とした。

■一言坂の戦い
元亀3年(1572年)10月14日、甲斐国から攻め込んできた武田信玄と、遠江国の領主であった徳川家康との戦い。兵力の差と信玄な巧みな戦術に、家康は破れる。12月19日には、二俣城も陥落。

■三方ヶ原の戦い
元亀3年(1572年)12月22日、家康は遠江三方ヶ原において信玄との一大決戦に挑むが、兵力の差、並びに信玄の戦術の前に大敗。徳川軍は多くの将兵を失い敗走した。

■野田城の戦い
元亀4年(1573年)、武田信玄は、三河国野田城を徳川方に奪われていたため、その奪還を図り、城将・菅沼定盈率いる徳川勢を破った戦い。信玄にとって最後の戦いとなった。
武田信玄―風林火山の旗風 (講談社 火の鳥伝記文庫)桐畑トール
「こういう形で、武田家はどんどん南に攻めていって、今川領を攻め取って、西にどんどん進んでいくんですが、その途中で武田信玄は死んでしまうわけですね。」
上田晋也
「そうか。それで息子の勝頼の時に、信長が鉄砲隊を並べていくわけだ。」
桐畑トール
「だから、生きてたらどうなってたか分からないですよね。」
上田晋也
「それはやっぱり信長がいっちゃってるんじゃない?」
桐畑トール
「信玄を?勝ってます?」
上田晋也
「勝ってるんじゃない?恐らく。」
桐畑トール
「いやぁ、武田信玄も相当強いですよ?無敵って言われてましたからね。」


増刊 乱 TWINS 戦国武将列伝 2008年4月号増刊 乱 TWINS
戦国武将列伝

2008年4月号

桐畑トール先生絶賛の戦国武将列伝。「徳川家康が三方ヶ原の戦いで敗れた所から始まってますから、すぐ買いに走ってください!」との事で(笑)。

イラスト比べ浜ロン
「画力が格段に違いますね。」
上田晋也
「お前の表紙、見してみ。」
浜ロン
「(爆笑)。」
上田晋也
イラスト比べ「酷え(笑)。お前、漫画家にはなれんな。見てみ、この絵の素晴らしさを!お前、鶴翼十二段の所、見してみ。」
桐畑トール
「あの戦の一番熱い所ですよね。」
浜ロン
「躍動感ゼロですよ(笑)。」


地図や鶴翼十二段なんかはあんまりでしたけど(笑)、似顔絵は正直上手いですよね。戦国武将の凄味が伝わってくるし、描き手の戦国武将に対する情熱も感じられるし。

上田晋也
「もし、次に授業やってくれるとしたら、誰をお送りする?」
桐畑トール
「次はねぇ…戦国武将っぽい話のマムシと言われた斎藤道三の話を、ぜひ皆さんにねえ。この人も織田信長と関係のある人ですからねえ。」
上田晋也
「娘が信長の嫁だっけ?今度、期待してみっか。」
桐畑トール
「斎藤道三やって、あとは…最終的には関ヶ原はいかないとダメですね。」
上田晋也
「ゴメン、勝手に夢は膨らんでるみたいだけど…コレ、何をやるか俺が決めんのね。」
桐畑トール
「もう無いすか…?」
しばらくおこうか上田晋也
「うん。しばらく(時間)おこうか(笑)。」
桐畑トール
「分かりました…。」
上田晋也
「またやるよ(笑)。」


夏ロケの話も出てましたしね(笑)。今回も勉強になったし面白かった!桐畑先生の年号は、逆にアレで鮮明に覚えてしまいました(笑)。今度はぜひ桐畑先生の「戦国紙芝居で1時間」が見たいですね(笑)。あと上田さんのロッキー例えみたいな発想が僕にあったら、学生時代もうちょっと歴史が得意だったかもとか思ったり。ちなみに僕はロッキーでは、子供の頃「ロッキー3」のロッキーvsサンダーリップスをスーパースター列伝で知り、そればかりをビデオで繰り返し見てた覚えがあります(笑)。

上田ちゃんネル
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ほたるゲンジ 桐畑トールオフィシャルブログ「野生時代」
参考・引用:武田信玄−Wikipedia
参考・引用:上杉謙信−Wikipedia
前回:上田ちゃんネル #36
上田ちゃんネル攻略マニュアル「上田と古坂」

 
この記事へのコメント
今回は、桐畑さんの資料で大爆笑でした!
あと、15時間の努力、皆さんに伝わって良かったですね!(^^)
今回も、またリンクをはらせていただきました。
よろしくお願いします。
Posted by くりぃむぽっと at 2008年03月27日 18:18
くりぃむぽっとさん、こんばんは。
いつも紹介して下さってありがとうございます。
桐畑さんの絵、最高でしたね。
特に鶴翼十二段の陣の手抜き(本陣も白)
には笑いました(笑)。
Posted by マック at 2008年03月29日 22:43
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