2007年10月20日
ギターウルフ セイジの帰ってきたナンバーワンTVch731「MUSIC ON! TV」で、ギターウルフ セイジ帰ってきたナンバーワンTV見ました。今回は9月24日恵比寿リキッドルーム“トーキョージェットナイトスペシャル”の打ち上げ会場にて収録という事で、皆さんとても盛り上がっています。この後、番組でおなじみの“あの”ビールも登場!

火星ツイスト火星ツイスト
ギターウルフ

結成20周年、デビュー10周年記念セルフカバーアルバム

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ネオンBAR宇宙クラゲ

ネオンBAR宇宙クラゲ ゲスト:横山剣一夜限り復活した「ネオンBAR宇宙クラゲ」のゲストは、クレイジーケンバンド横山剣さん。お二人の出会いは8年前、ギターウルフのライブ打ち上げ会場。ギターウルフのファンだった横山剣さんが、色々聞きたくてセイジさんに話しかけたのが、知り合うきっかけだったとか。

セイジ
「自分はもう剣さんがクールスって事をよく知ってたんで、まさかあのとき剣さんと普通に喋っていただけるなんて思ってなくて。凄い嬉しかったです、本当。」
横山剣
「こちらこそ。」
セイジ
「剣さんには、自分の憧れるクールスの事ばっかり聞きたいんですけど…。」


クールス
1974年に原宿で結成されたモーターサイクルチーム。舘ひろし、岩城滉一、等が在籍。キャロルの親衛隊もつとめ伝説的存在となる。
ゴールデン☆ベスト横山剣さんは、1978年にローディー(付き人)としてクールス入り。それまではガソリンスタンドで働きながら、週末には古着を売り歩いていたそうですが…。

横山剣
「チョッパーという店がクールスの店だと知らずに売りに行ったら、中から(佐藤)秀光さん出てきちゃって。「ここはマズいな」と思って、売るのやめたんですけど(笑)。袖の所にサインしてもらって。それが最初のきっかけだったんです。それから親しくなって、「一人欠員が出たから、お前、明日からツアーに来い」といきなり言われて。そん時、定時制の高校に行き始めたばっかりで、「いや、今日学校あるから難しいです」「何言ってんだ!学校なんて行ってる場合じゃねえだろ!」「分かりました」って言って(笑)。」
セイジ
「(笑)。」
横山剣
「健康サンダルのまんまツアー連れてってもらって(笑)。本当、気の身気のままで。クールス・ロカビリークラブ時代ですね。それで3年後にメンバーになれて。「人事異動だ」って言われて(笑)。」
セイジ
「(笑)。ボーカルなんですよね?」
横山剣
「いきなりリード・ボーカルっす。そんないきなりクールズのボーカル…ファンよりも歳若かったから、相当プレッシャーありましたよね。「ブーイングくるんじゃないか」みたいな。」


奇蹟 IN CLUB CITTA KAWASAKI1981年にクールスのボーカルに大抜擢されるも、1984年には円満退社。その後は、元ラッツ&スターの山崎廣明さんとダックテイルズを結成。

横山剣
「ダックテイルズを4年弱やったんですよね。」
セイジ
「その時って、おいくつですか?」
横山剣
「24です。24でクールスをやめて、すぐにダックテイルズを。」
セイジ
「ああ、そうですか。それもロックンロールで?」
横山剣
「そうすね、ロックンロールと、R&Bと、ちょっと歌謡曲のムードが入ってるグループなんですけど。ほとんどオリジナル中心でやってましたね。クールスっていう枠ではできないような、ちょっとコミカルな曲とか、そういうのもやったりしてたんですけど。自分らはコミカルなつもりではないんですけど、「お客さんが笑ってるな?」みたいな。こっちは真剣なんですけどね(笑)。」
セイジ
「そうですよね(笑)。自分も結構真剣に火星ツイスト…結構コミカルにとられたり。」
横山剣
SOUL電波「でも、真剣じゃないですか。「環七フィーバー」とかね。」
セイジ
「(笑)。でも、その頃からが、たぶん今のクレイジーケンバンドに繋がるような楽曲のような気がしますけどね。」
横山剣
「そうですね。ダックテイルズと凄く共通点ありますね、今のグループと。」


SOUL電波SOUL電波
クレイジーケンバンド

日本全国津々浦々の老若男女に向けてSOUL電波発信!イイネ!イイネ!イイネ!

最近「初めてロックみたいなのを感じたのは、西城秀樹さんじゃないか」と思い始めているというセイジさん。以前もナンバーワンTVの1コーナー「ロックロール・ジェット・スクール」で、ロック・レジェンドとして取り上げていましたね。

≫ロックンロール・ジェット・スクール 「西城秀樹」編

35th Anniversary Memorial Box HIDEKI Complete Singles 1972-1999(DVD付)セイジ
「昔の秀樹の若い若い映像とか見ると、物凄いアクションのキレで。子供の頃に凄いカッコいいな〜っと思ってたんで。」
横山剣
「カッコいいですよね。ブルース・リーに通じるロックンロールな感じですよね。」
セイジ
「「ヤングマン」の頃はそうでもないすけど、その前のデビューしたての体のキレがもう…(と真似る)。」
横山剣
「本当凄かった(笑)。かなりバイオレンスなムードがありましたよね。御三家…郷ひろみさんと野口五郎さんと西城さんで、男のファンが一番多かったの、西城さんですよね、やっぱね。」
セイジ
「そうですね。」
横山剣
「僕も「ジャガー」とか持ってましたよ。西城さんのレコード。」
セイジ
「…というのが、自分の「ひょっとしたら」と最近思い出したんですけど、剣さんは?」


燃えつきるキャロル・ラストライブ横山剣さんのロックンロール初体験は、小6の時にチューリップを見る目的で行ったロック・フェスティバルに飛び入り参加してきたキャロル

横山剣
「何か大学のサークルがやってるイベントなんですよ。で、チューリップとか、かとうかず子さんとか、色々出るイベントなんですけど。僕は最初キャロルって知らないから、チューリップを目当てに行ったんですけどね、そこで「本日飛び入りのバンドが出ます」という事で。革の上下着た人たちがいきなり、自ら機材運んで。その後「今日ちょっと緊張してます。川崎から来たキャロルです」って。キャロル?キャロルってマツダのキャロルのイメージだったから、すぐに覚えたんです。」
セイジ
セイジ&横山剣「(笑)。」
横山剣
「僕、凄い車好きの少年だったんで。それで始まった曲が英語に聞こえたんですけど、もしかしたら「ルイジアンナ」かもしれないし、「グッド・オールド・ロックンロール」だったかも…ちょっと曲名まで覚えてないんすけど、まぁああいう感じで始まったんですよね。それがもう電気がビリビリビリって来たんです。小6の時ですね。」
セイジ
「凄いですね、小学校6年の時って。(自分が)キャロルを知ったのは、ずいぶん後ですから。ずいぶんというか中学校の頃で…。」
横山剣
「じゃ、そんな変わんないですね(笑)。」
セイジ
「あ、そうか(笑)。でも、昔のフェスとかを見ると、日本にはセックス・ピストルズが出たようなパンク・ムーブメントは…もちろんちょっとはあったんですけど、俺はキャロルがそういうピストルズのパンク・ムーブメントみたいのに匹敵するようなものだったんじゃないかと思いますね。」
横山剣
「そうですね。ジョニーさんの作る歌詞は、凄い可愛い歌詞…ラブソングが多いんだけど、その背景に京浜工業地帯のどす黒い煙がワーッと出てる、あの感じがイメージできてたんで、歌詞は優しいけど、でも何か凄い情念があるなっていうのは思いましたね。」


キャロルといえば、以前セイジさんのナンバーワンTVに、元キャロルの内海利勝さんがゲストに登場。キャロル解散コンサートの炎上事件裏話に驚いたのを思い出しました。

ゲスト:内海利勝 (06.5.19)
ゲスト:内海利勝 (06.5.26)


狼惑星ギターウルフの楽曲タイトルのセンスには、ビリビリくるという剣さん。“ジャケ買い”ならぬ“タイトル買い”をしてしまうとか。確かに独特なタイトルの曲が多いですよね。そして歌詞も最高。僕は、一人身の貧乏男としては特に耳に残る「冷蔵庫ゼロ」が好き。

横山剣
「「宇宙人ガール」とか「レッドロカビリー」とか「カワサキZII750 ROCK'N'ROLL」、もう…何なんすか?このタイトルのセンス(笑)。もう痺れますよね。今度は「火星ツイスト」でしょ?もうね、スペーシーですよね。」
セイジ
「(笑)。宇宙とか、やっぱ好きですね。中学高校の時、自分の部屋の横に父ちゃんの車が停めてあって、夏の暑い時、車のボンネットに寝転んで、よく空を見るんですよね。そん時に「この宇宙の歴史に比べたら、自分の歴史なんて線でもない。まして点でもないかもしれない。あってもなくてもいいようなモノ、自分の人生の中で」と。だったら、メチャクチャやってやろうぜ!と思った事があって。それで想像…宇宙は好きですね(笑)。宇宙が俺にロックを教えてくれた。人生を。」
横山剣
「あのギターウルフの爆音の中に、色んなモノが…CDと違ってライブになると、どういう曲か分かんない時もあるくらい、爆音バーッて鳴ってるんだけど、その中に色んなツブツブが入ってて。宇宙の粒子なのか凄い不思議な感じで。それで照明がセイジさんのサングラスにパッと当たって反射した時に、何か凄い宇宙の感じがするんですよ。」
褒められ過ぎて思考停止セイジ
「(笑)。」
横山剣
「たまんないですよ、アレ。初めて中1の時にブルース・リーの「燃えよドラゴン」見た時と、同じ種類の電波もらったんです、初めて見た時。ブルース・リーの「考えるな、感じろ」じゃないけど、勝手にこう降りてくる感じなんですよ、タイトルとか。前、何かで読んだんだけど、セイジさんがタイトル決まった時点で、もう「決まった!」みたいな。」
セイジ
「そうですね。タイトルが決まれば99%。つまり、カッコいいタイトルができれば…そっからもちろん苦しむんですけど、カッコいいタイトルさえできれば、その曲がカッコ良くなり終わるまで止まんないですからね。」
横山剣
「それを読んで…元々そうは思ってたんですけど、ちょっとそこまで確信持ててなかったんですよ。それ読んだ時に「このタイトル作った以上は、その曲作んなきゃ」って思って。それは途中からですけど。「葉山ツイスト」とか「タイガー&ドラゴン」とか、みんなタイトルの中からビリビリってくるかこないかで。」
セイジ
「自分も、いつもアンテナを張って、結構…やっぱ待ってますよね。宇宙からの指令を。」
横山剣
横山剣「大事なのって、歌詞の意味だけじゃない、何か“響き”というか何というのか…。何かロックンロールって、歴史じゃない部分ってありますよね。そこをちゃんと…色々評論家の人がややこしいこと言うんだけど、そうじゃないんだってね。凄く悔しい思いもいっぱいしたんですけど、そん時にギターウルフを聴いたんで、凄いスカッとしたっていうか、気持ち良かったんですよね。」
セイジ
「…恥ずかしい(笑)。」


お二人の対談からは、お互いにリスペクトし合っているのが、ひしひしと伝わってきて。トークの“間”が、またカッコいいんですよね。僕もお二人のような大人の雰囲気のある男になりたいです。

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宇宙ステーション建設計画

宇宙ステーション建設計画2007前回、2015年から未来のセイジさんが登場し、完成した宇宙ステーションの全貌を激白(≫前回の様子はコチラで)。現代のセイジさんが2015年のタイムマシーンのリモコンを押してしまい、ブーツを片方残してタイムスリップしてしまいましたが、その回のエンディングまでには無事帰還(笑)。今回は、まだまだ聞きたい事があるという事で…。

セイジ
「宇宙ステーションの、その先の未来の事をまだまだ教えてもらいたい。という事で、またその先の未来の俺、つまり“未来セイジ”を今日もお呼びした!」


セイジ&未来セイジ

未来セイジ
「ウッス。」

セイジ
「こんちは。どうも。前回は2015年からだったんですけど、今回は何年からすか?」

未来セイジ
「いやぁ、こないだから5年経ったね。2020年。」

セイジ
「という事は、今、37歳すか?」

未来セイジ
「そう?37歳だったっけなぁ…?」

セイジ
「…。」

未来セイジ
「そっか、37か…。」


セイジ
「前回の宇宙ステーションの総予算が212億円。しかも税金が50%。それ以降って、償却できてますか?」

未来セイジ
「いや、あれからね、維持費がやっぱ1年間に200億円かかったんだよ。ビックリした、本当。2000万ぐらいで済むかと思ったんだけど。それで新たに住民を増やす必要が出てきて。今、(人口が)+1800人で2000人。」

セイジ
「…。」

未来セイジ
「もう本当、維持費の苦肉の策だね。(入居費)一人2億取ってね。」


セイジ
「前回来られた時に、イトーヨーカドーで29800円でこんな(イスの)形のタイムマシーンで来られましたけど、今回は?」

未来セイジ
セイジ&未来セイジ「今はね、コレがタイムマシーンになってんだよ。この革ジャンにタイムマシーンが内蔵されてて。」

セイジ
「じゃ、いつでも移動できるって事ですか?」

未来セイジ
「いつでもできる。」

セイジ
「じゃ、移動する用のボタンとかって、付いてます?」

未来セイジ
「ココ(袖のスタッズ)ポンと押せば、どこへでも飛べる(笑)。」

セイジ
「…。」

未来セイジ
「ココが時代によって…まぁコレが古代かな。コレが場所によってギリシア。アウストラロピテクス。クロマニヨン…。」

セイジ
「ちょっとそれ、着さしてもらっていいですか?」

未来セイジ
「ダメダメ。危ない危ない。臭いし。」

セイジ
「いや、ぜひ。決して変な所さわんないんで。」

未来セイジ
「本当?触んないように。」


セイジ&未来セイジ

セイジ
「(ボタンに触れようとする)」

未来セイジ
「オオッ!!」

セイジ
「ビックリするじゃないですか(笑)。この辺(右袖)はダメなんですよね。」

未来セイジ
「そこのボタンは、どこもダメだよ。」

セイジ
「こっち(左袖)は、どうなんすか?」

未来セイジ
セイジ&未来セイジ「いや、ダメダメ。時代によって色んなボタンがあるから。」

セイジ
「…。」

未来セイジ
「いや、ダメダメ。…あっ!」


セイジ&未来セイジ

セイジ&未来セイジ現代のセイジさん、テーブルに袖が触れてしまい、またまた未来へタイムスリップ…って、確信犯か!(笑)
ま、数分後には、何事もなかったかのようにビール飲んでるんですが(笑)。

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宇宙ビール計画

宇宙ビール計画セイジ特製レシピによるビール、それが宇宙ビール。

榊弘太さん
「ロックの振動でより美味くなる。ギターアンプもビールタンクにつないじゃって。その振動でビールめちゃめちゃ美味くなっちゃう。それが宇宙ビール!」


横浜ビール(株)醸造長ブラウマイスター榊弘太さんのこの一言で始まった「宇宙ビール計画」。番組では視聴者プレゼント用に12本を製造、そのうちの半分をセイジさんが飲んでしまった為、視聴者には5本をプレゼント(笑)。その幻の宇宙ビールを、なんとライブの打ち上げで生製造!

宇宙ビール計画宇宙ビール計画

最高の場で飲む、最高のビール、いいですね〜。僕は、発泡酒で気分だけでも味わいます(笑)。

≫宇宙ビール計画 (06.3.17)
≫宇宙ビール計画 (06.3.24)
≫宇宙ビール計画 (06.4.14)


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エンディング

竹本良さん番組の最後には、ナンバーワンTVでお馴染み、科学問題研究家竹本良さん(阿久津淳とは別人)が登場。

竹本良
「本当寂しくて寂しくてね。1年半ね、青春の大事なモノが失われちゃったような感じ、ずっとしてたんですよ。」
セイジ
「そうすか(笑)。」
竹本良
宇宙人の柩―日本人脳外科医が衝撃の告白!「だから、今日はね、プレゼントを持ってきました。「宇宙人の柩」っていうね…。」
スタッフ
「宣伝じゃないですか…(笑)。」
竹本良
「むか〜しの本なんですけどね。」
セイジ
「それでは、帰ってきたナンバーワンTV、またいつか会おうぜ。」
竹本良
「あ、あれ…?ちょっと待って!ネタを持ってきたんですけど、沢山…。実はですね、今、大変な情報が沢山入ってましてですね、ケネディさんがですね、暗殺された時にメモがありましてね。ポケットからメモが出てきまして、実はその中に宇宙人の謎について発表しようとしてたっていう話があったんですよ。コレを今、大ネタとしてですね…。」


狼75気になるけど残念ながら放送時間が…(笑)。そういえばオカルトネタもいっぱいありましたね〜。レギュラー放送時代には、ロック・レジェンドからロックを学ぶ「ロックンロール・ジェット・スクール」や、料理はシンプルなほど美味しい「ロックン料理」など、まだまだ名企画がありました。現在はセイジさんの怪我の手術の為にギターウルフはしばらく活動休止ですが、復活したらぜひ予告V通り「再び帰ってきたナンバーワンTV 狼'75」やって欲しいです。

MUSIC ON! TV
GUITAR WOLF OFFICIAL SITE
クレイジーケンバンド OFFICIAL WEB SITE
竹本良のUFOひとり旅
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