千原ジュニア
「え〜皆さん…格差社会ですよ。」
山本吉貴
「ふりました、先月(笑)。」
千原ジュニア
「完全なる、格差社会ですねえ。」
前々回のオープニングトークでの「次のステージにいきますよ」という宣言通り、コナカ総本店でビシッときめてきた山本さん。
千原ジュニア
「次のステージがコナカですか(笑)。」
山本吉貴
「コナカ行って来て、選んでいただいて。」
千原ジュニア
「そんなことありなら、僕も色々ありますよ?」
山本吉貴
「いやいや、あまりにじゃないですか。あまりにやらないから、先いきますよって言うたでしょ、僕。」
千原ジュニア
「村上ショージへの道。」
山本吉貴
「今、ショージさんだけですよ、コレ着てるの(笑)。ライバル少ないですから。」
千原ジュニア
「コナカさん協力のもとですか?」
山本吉貴
「もとですよ。東戸塚の本店まで行ってきました。もう危ないですよ。コナカ、松岡修造さんがイメージキャラクターやってますけども。」
千原ジュニア
「来年の今頃は。」
山本吉貴
「危ないですよ?ホンマに。スタッフの方が「オオーッ」って言うてましたから、僕を見て。」
千原ジュニア
「こんなメタボリック・キャラクターいないでしょ。」
山本吉貴
「(笑)。それも隠せるスーツみたいなとこが出ていくかも知れませんから、ぜひ。」
千原ジュニア
「なるほど。じゃあ…AOKI行きますよ。」
山本吉貴
「それしたら、僕が薄なるじゃないですか。何とかコレで耐えてください。家ですから。リラックスした感じで。」
しかし…今回の収録でジュニア家からお届けしていた「ジュニアの部屋」は最後となり、次々回からは再び後輩芸人のお宅にお邪魔するシステムに戻すそうで。理由は「カメラが小さくてテンション上がらない」から(笑)。
山本吉貴
「今は、性能が小っちゃなっても良いヤツなんですよ。」
千原ジュニア
「古いから。昭和の人間ですから。」
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今回のゲストは、ジパング上陸作戦のチャドさん、大西ライオンさん、グランジの五明さん。
千原ジュニア
「グランジの五明を呼ぶなら、グランジ(トリオ)でええやん。チャドはチャドで、ジパング上陸作戦(コンビ)でええやんか。ライオンはピン芸人であと二人呼ぶとか。」
山本吉貴
「バラバラ(笑)。」
千原ジュニア
「おかしいねん、ホンマに。」
何事もキチッと揃えないと気が済まないジュニアさん、ゲスト編成にもクレームを(笑)。
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チャド(ジパング上陸作戦)
チャドさんの相方・加藤さんは、今年のゴールデンウィーク、かなりの大型連休だったそうで。
チャド
「5月の頭から、世間は5連休やったんですけど、相方は29連休です。」
千原ジュニア
「ほんで、相方が外人やのに、迷いに迷って悩みに悩んで、カラーコンタクト入れてる言うて。一番あかんやん、それ(笑)。」
山本吉貴
「ワカランようになるやん(笑)。」
千原ジュニア
「相方に近づいてどないすんねん。完全に上陸されてる側ですからね。」
山本吉貴
「29連休明けて、一発目の仕事は何でした?」
チャド
「宣材写真を撮る仕事です。」
千原ジュニア
「仕事ちゃうやん、それ。」
ゴールデンマンスリーボケで、とんでもない写真が出来上がってしまったそうですが(笑)。
チャドさんを初めて見たのはテレビだったというジュニアさん。当時は初の外国人NSC生という事で、結構話題になっていたとか。
山本吉貴
「よう密着とかされてましたよね、チャドは。ワイドショーとかでも。」
チャド
「ドキュメンタリーぐらいにしか出てない時期があって(笑)。」
千原ジュニア
「いやでもエライもんやな。俺、それ見ながら正直その当時、「こんなもん、来月おらんで」って思って。なぁ?ビザの荒波も何とか乗り切り。」
2年前、オーストラリアに強制送還されそうになったというチャドさん。ビザの関係で年収200万円以上なければいけなかったそうで。
千原ジュニア
「ヒデが中心になって「何とかしたって下さい」って俺も言われて。板尾さんとかも、なぁ?ほんで200万以上になってんな。」
チャド
「それがついに来月、初めてオーストラリア大使館で営業入りました(笑)。」
一同
「凄い!(パチパチ)」
千原ジュニア
「マジで?お前、錦飾ったやんけ。」
チャド
「ありがとうございます。オージービーフのイベントの営業です。頑張ってみるものですね。」
チャドさん、おめでとうヽ(´ー`)ノ
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大西ライオン
上半身裸に腰巻姿でライオンキングのモノマネを持ちネタとしている大西ライオンさん。以前、和田アキ子さんの某番組で、ジュニアさんに「今、キテる若手芸人」の1組として紹介されたそうですが…。
千原ジュニア
「あれもあれで緊張すんなぁ。」
大西ライオン
「めちゃめちゃ緊張しましたね(笑)。ジュニアさんも緊張するんですけど、アッコさんは…(苦笑)。」
千原ジュニア
「ネタをやらなあかんくて。」
大西ライオン
「それでライオンキングやったら、凄い怒りはって…「バカにしてんのか!」って言って…(苦笑)。」
千原ジュニア
「アッコさん、(ライオンキングのミュージカル)めっちゃ好きやねん。」
大西ライオン
「「8回ぐらい私は観に行ってる」みたいなこと言われて、「8回も行ってる…」と思って。僕、1回しか行った事ない…(苦笑)。」
山本吉貴
「(笑)。」
大西ライオン
「CDで凄い覚えたんですけど、もう「違う!全然違う!なんやねん!」ってゴミ箱に言葉を吐き捨てはるんですけど、「帰ってもらえ!」みたいなこと言うて、「うわっ、恐っ!」って思って。でも、ジュニアさんが「ライオンキングが大好きなんです」って言う…てるけども、「1回しか観た事ないんです。すいません」と思って(苦笑)。申し訳なかったです。」
千原ジュニア
「(アッコさんは)歌手やから、言うたって。「声が全然出てない」とか言われてな。」
大西ライオン
「それで「心配ないさ」を、ジュニアさんがアッコさんにふりはって、アッコさんが物凄いええ声で「心配ないさ〜♪」みたいに。プロやと思って…(苦笑)。」
千原ジュニア
「ほんで最後、アッコさんにふったろうと思って、ふったら「心配ないさ〜♪」と言った後に、小っちゃい声で「何でやらなアカンねん」って。」
山本吉貴
「めっちゃノリツッコミ恐い。」
ライオンさんは大阪出身の東京NSC5期生で、同期はピース、平成ノブシコブシ、三瓶など。高校の同級生とのコンビ・プスンパスンとして活躍するも解散。その後はピンで日光江戸村の吉本ステージを住み込みで頑張るが、その1年後に吉本が日光江戸村撤退。そこで、残ったピン芸人の仲間4人でCCカスタネッツを結成。
大西ライオン
「CCカスタネッツも解散になりまして。僕が大阪にたまたま帰ってる時に、「3人で話し合った結果、解散する事になりました」って。僕、全然入れてもらえなくて。後から聞いたら、物凄く嫌われてたらしいです、僕。」
山本吉貴
「(爆笑)。」
大西ライオン
「一応、リーダーやと思ってたんですけど、凄い嫌われてて、ついて行かれへんって。おらへん時に「解散にしよう」みたいになって、解散になってもうて。(メンバーに)男の子が一人おったんで、その子と僕組もうと思って「やろう」って言うたら、「大西さんとは笑いが違うんで組めません」って言われたんです。」
千原ジュニア
「ああ、方向性が。」
大西ライオン
「で、どうすることも出来なくて、ぼーっとテレビ見てたら、「あれ?ライオンキングやってる」みたいになって。で、そのライオンの人が「そうだ!そうなんだ〜!」って言うてはったんですね。「あれ?同じ声が出た」って思って。カリカの家城さんの劇団乙女少年団という所で一発ギャグみたいのでやったら面白いってなって、大西ライオンになったんですよ。」
千原ジュニア
「ほえ〜。」
大西ライオン
「大西ライオンになって、まだ3年位ですね。」
千原ジュニア
「何で変われるか分からへんなぁ。」
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五明(グランジ)
ピース綾部さんの誘いで、引越しを手伝いにこの部屋へ来たのが、ジュニアさんとの出会いのきっかけだったという五明さん。
五明
「これずっと言おうと思ってたんですけど、キッチンの箸とかスプーンを入れる…。」
千原ジュニア
「…!(笑) あのね、みんなに手伝ってもろて、ほんであん時に…飯食いに行ってんな、みんなでな。」
五明
「僕はちょっと仕事があって…。」
千原ジュニア
「あ、仕事あって行かれへんかったか。「みんな手伝ってくれてありがとう」言うて、焼肉食いに行って。「ある程度片付いたけど、細々した物は俺がせんと分からんもんもあるから。ほな、ありがとうな」言うて、俺一人で帰ったんすわ。ほんで下駄箱開けたら、まぁ後輩は一応先輩の引越しで丁寧にしよう思てんやろうけど、靴がさ、爪先全部こっち向いとんねん。そりゃ靴屋のディスプレイなら正解やで?」
山本吉貴
「(笑)。」
千原ジュニア
「俺、家やと。取るとき手を潜りこませて取んのかと。「腹立つわ〜」思て、それ全部直して。そんな事もあって、細々キッチンとか直してて。キッチンのシンクがあって、横に引き出しがあるんですよ。それどう見たって細長い引き出しで、箸とかスプーンとかフォークとかを入れる引き出しやろなと思って。「あれ?箸、ココに入ってたっけ?」と思って開けようと思ったら、開かへんねん、引っかかって。「何や?コレ」と思てガーン開けたら、小麦粉がパンパンに入ってて。」
一同
「(爆笑)。」
千原ジュニア
「キッチンのシンクの横に、小麦粉入れる家なんて絶対ないやん!?で、後日、手伝ってくれたヤツが何人かおる時に「誰や!アレ!?」言うたら、綾部が「五明です」ってなったんや。」
五明
「ってなってるじゃないですか。もう2年半ぐらい経ってるじゃないですか。アレ、鮮明に覚えてるんですよ。アレは、僕じゃないんですよ。あそこを指示してたのは、絶対Bコースのタケトさんなんですよ。で、僕は絶対タケトさんに聞きますし。小麦粉持って「これどこ入れます?」「そこの引き出しに入れといて」っていうのが、そこの小さい引き出しだったんですよ。だから、僕じゃないんですよ。」
千原ジュニア
「五明じゃないねや?」
五明
「そこに入れるの、やっぱりおかしいと思うじゃないですか。でも、ジュニアさんの家初めて来るんで。で、タケトさん、ジュニアさんとよく一緒にいられるって事で。ジュニアさん、そういうスタイルなのかなって思って。」
千原ジュニア
「なるほど、タケトか。アレもいい加減なこと言いよるからな(笑)。タケトが悪いねん。可愛そうになぁ?濡れ衣やもんな。」
五明
「ずっと言いたかったです。」
そんな五明さんがジュニアさんの家に来ている時は、なぜかかなりの高確率で修羅場になっているそうで(笑)。
千原ジュニア
「(先輩に誘われて)「恐いでしょ?」と五明は。「何が恐いねん」と。「何も恐くない、ジュニアさんは」ってまわりが言って。「キレられた事ない、誰にも」って言われて来た時に、俺がまぁ1年に1回あるかないか位キレる時やねんな、それが。」
一同
「(爆笑)。」
五明
「そうです(苦笑)。」
千原ジュニア
「前も何か、カラオケに行こうみたいになって。俺が最近カラオケにハマってるから行こうみたいになって。ほんで五明が「緊張するんでいいです」と。「まぁまぁ、ええから来い。大丈夫」言うて来た時に、宮川大輔が登場して後輩にえらいキレ出して。五明は何のこっちゃよう分からへんもんな。」
五明
「途中から行ったんで、全然分からなかったです。」
千原ジュニア
「そういう星の下やねん、何か。」
五明
「4分の3ですね…(苦笑)。」
普段はピザ屋でバイトしているという五明さん。一緒に仕事をしている他の事務所の芸人仲間が、どりあんずの堤さんから注文を受けたときの話。
五明
「ピザとかパスタとか色々あるんですけど、いちいち感心してくるらしいんですよ。」
山本吉貴
「フフッ(笑)。」
五明
「「こちらペスカトーレピザになります」「コレ、ペスカトーレですか!」。「こちらがパスタになります」「あ、コレがパスタですか!」。で、最後に「こちらオシボリになります」「コレがオシボリですか!」って。本当にアホなんだな〜と(笑)。」
千原ジュニア
「アホやな(笑)。」
堤さんの天然エピソードは、本当にハズレなしですね(笑)。
* * * * *
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