中川翔子
「今も好きですけど、特にノストラダムス以前の「ムー」が大好きでしたね。「ムー」から出てる本が…後藤勉さんの、80年代にいっぱい出してたじゃないですか、ノストラダムスシリーズで。何十冊も出してて。小学校の時には、ずっと読む本と言えば、後藤勉さんのノストラダムス本だったので、みんなから「何やってんの?」とか言われて(笑)。一応、図書室にあったんですよ、それが。でも、貸し出しカード全部“中川しようこ”になってて…(笑)。」
「ムー」は、僕も学校の図書室にあったのを何度か読んだ事がありました。しょこたんのユメレジにも、「ギターウルフ セイジのナンバーワンTV」の時みたいに、イオンド大学教授の竹本良さんや矢追純一さん、自称宇宙人カゲローカッパさんなどがゲストに来ればもっと面白くなると思うな〜。オカルトじゃないけど、しょこたんが大好きなブルース・リーをロックで分析した回も面白かった(笑)。
STUDIO VOICE
2007年2月号
CUT UP 80's リヴァイヴァル以降の「80'sカルチャー」総括!
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ゲスト:酒井法子
今回のゲストは、歌手・女優で、イラストレーター・漫画家としての顔も持つ“のりピー”こと酒井法子さん。80年代はアイドルとして活躍していた大先輩の登場に、興奮のあまり呼吸も忘れて咽るしょこたん(笑)。
酒井法子
「やっピー。」
中川翔子
「やっピーって言葉!本物!!美しい!!」
酒井法子
「ありがとうございます。カワイイね、しょこたんの部屋。」
中川翔子
「遊びに来てくださったんですか!?本当にMY部屋なので、ちょっと窮屈な感じになっておりますが…。」
酒井法子
「窮屈だね(笑)。」
中川翔子
「窮屈〜!(笑) 嬉しいです〜。美しい〜!」
酒井法子
「カワイイー!めんこらピー!」
中川翔子
「ウッハー!のりピー語!!トゥットゥルー!!」
のりピー語連発に、大興奮のしょこたん(笑)。しょこたんは小さい頃に見た「星の金貨」で酒井法子さんを知ったそうですが、80年代ヲタのしょこたんとしては、アイドル時代の「のりピーグッズ」や「のりピー語」にとても憧れていたそうです。
中川翔子
「今のアイドルと当時のアイドルとで大きく違う事、結構色々あると思うんですけれども。」
酒井法子
「そうですね、当時…私の年代が最後なのかなぁ?結構、歌番組とかトップテンとかベストテンとか、色んなアイドルやってる人、歌手やってる人が出る番組が多かった時代だったんじゃないかなって。今は歌だけとかそういう番組が少なくなったから、みんなファンの人は見る所が少なくなったわね、とウチのマネージャーが言ってました。」
中川翔子
「的確…さすがマネージャーさん(笑)。でも、当時のトップテンとかベストテンとか、凄い憧れますね。」
酒井法子
「あの鏡のとか、通ってみたいな〜とか思ったりした?(笑) 夜のヒットスタジオとかさ、最初のメドレーとかやってみたいな〜とか思ったでしょ?やると「やんなきゃ良かった〜」って思うぐらいツライ。」
中川翔子
「(爆笑)。よくスケジュールが分刻みだとか、寝る時間が移動時間だけだとか。私、全然そこまでの体験したことないんですけども、最も忙しかった時のスケジュールとか、やっぱり厳しかったですか?」
酒井法子
「学生やってたので。高校生やりながら、こういう活動もさせてもらってたから、何か学校に普通に遅刻しながら行くじゃない?基本、遅刻ね。だいたい「このバスは遅い」と知ってるバスに乗って、ゆっくり行くわけね。で、だいたい早退するわけね。遅刻に早退の常連で。それで仕事行くじゃない?」
中川翔子
「カッコいい〜!」
酒井法子
「カッコ良くも何ともないよね。はっきり言って孤立してたけど(笑)。それで仕事して、色んな地方とか巡ったりとか、それでテスト受けたりとか。車の免許も取ったりもしてたから。」
中川翔子
「当時ですか?アイドル活動しながらですか?時間ぬって?」
酒井法子
「でも、凄く仕事が好きだったから、あんまり「忙しい」と思った事がないのね。」
中川翔子
「何て素晴らしい。生まれついてのスターというか。」
酒井法子
「(笑)。しょこたんも好きでしょ?このお仕事。」
中川翔子
「でも、10代の頃は、凄く暗くてネガティブで、「どうしよう!翔子、何も言ってない!」って凄い気持ち悪い感じだったんですよ。高校卒業して、やっと「何て生きた証残せる仕事なんだ」と、だんだん思えたというか。」
「仕事が趣味」なので、多忙なのも気にならなかったという酒井さん。芸能活動の他にも、特技を生かしてのイラストレーターや漫画家としての顔も。しょこたんも言ってた通り、これはもう生まれついての才能ですね。
酒井法子
「小学校の頃からアイドルになりたかった。漫画家にもなりたかったし。だから、しょこたんとちょっと似てるんだよね。漫画も好きだったから。」
中川翔子
「私も漫画家と、やっぱり聖子さんみたいなアイドルが夢で。」
酒井法子
「年代違うのに、見てるところ一緒だよね。」
中川翔子
「一周まわって、あの…。」
酒井法子
「一周まわって…?」
中川翔子
「そういう意味じゃなくて!そういう意味じゃないんですけど!(笑)」
世界中の誰よりきっと
酒井法子
中山美穂&WANDSのカバーで、酒井法子出演「TOYOTA NOAH」CMソング。c/wは、「碧いうさぎ 2007 Version」!
「のりピー語」の始まりは、酒井さんがサンプラザ中野さんの「ちゃんちゃらおかP音頭」に衝撃を受けたのと、学校で「ピー」を付けるのが流行っていた事から。学校では「のりっぺ」と呼ばれていたそうですが、デビューするにあたって「のりピー」になったそうです。
酒井法子
「“ピー”という言葉は、江戸時代からあったんだって。三木のり平さんと一緒にお芝居をやらせていただいた時に、「君ね、ピーピー言ってるけど、ピーなんて江戸時代からあったんだよ」って言われて。私もピーを生んだつもりはないけれど(笑)。」
中川翔子
「説教口調で(笑)。」
酒井法子
「“おきゃんぴー”という言葉があったみたいで。」
しょこたんにも「しょこたん語」がありますが、こちらは「インターネット」が起源という事で。
中川翔子
「私も一応「しょこたん語」というのが…。」
酒井法子
「あるんでしょ?あるんでしょ?出してこないじゃん?あんまり、今日。」
中川翔子
「ギザ緊張!ギザ緊張!」
酒井法子
「出たー!(笑) 私「ギザって何?」って聞いたの。アニメか何かの言葉だと思ってたら「しょこたん語なんだよ」って聞いて。“すごい”とかそういう?」
中川翔子
「“超”とかそういう…。でも、元々インターネット世代で、中学位の思春期の時にインターネットが出だして、“ギガ”とか“テラ”とか。“すごい”っていう事を「ギガすごい」とか「テラすごい」とか。すごい単位のことですかね。」
酒井法子
「ああ〜、そうなんだ。」
中川翔子
「“ギザ”の上の“ギガント”ウレシスとか、トゥットゥルー!って言います、テンション上がると(笑)。」
大好き 〜My Moments Best〜
酒井法子
酒井法子初の本人選曲による、ヒット・シングルを網羅した最新ベスト・アルバム発売!
中川翔子
「実は“のりピー語”は、ネットなどで「のりピー語講座」などが開かれているのは、ご存知ですか?」
酒井法子
「全く。私、パソコン触らないもん。」
中川翔子
「あ、そうなんですか。本当にのりピー語講座が、凄い色んな言葉が、たぶん酒井さんも知らない位の分類で広がってるんですよ、今も。」
のりピー語講座今回は、酒井法子さん本人が、「のりピー語講座」を開講!「締めましょうか、今日は一つ」と、覚悟は決めたようです(笑)。
岐阜県在住の方が運営する応援サイト「のりピーファンサイト in gifu」に、しょこたんが言っていた「のりピー語講座」が。今回、かなり参考にさせていただきました(笑)。
* * * * *
ごちそうサマンサ
(ごちそうさま)
中川翔子
「ごちそうサマンサって、のりピー語だったんですか!?」
酒井法子
「そうね、軽くパクったかもしんない。何か徳永英明さんが言い出したのかな?」
中川翔子
「でも、大人の人が「ごちそうサマンサって昔言ってたんだよ」って、のりピー語だったんですね!」
酒井法子
「いつの間にか、のりピー語に混ぜちゃったかもしんない。アメーバーみたいにガバッと(笑)。」
* * * * *
いただきマンモス
(いただきます)
中川翔子
「何で“マンモス”なんですか?」
酒井法子
「マンモスはデッカイでしょ?…別に「いただきます」は関係ないんだけど(笑)。「いただきマンモス」は元々あった言葉なの。中学校の時から、無意識に使ってたの。」
中川翔子
「無意識!?ほっほー(笑)。」
酒井法子
「だから、のりピー語というよりかは、普通に流行ってたの。“マンモス”という言葉は、しょこたん語では“ギザ”みたいな意味で使ってたわけ。」
* * * * *
ありんこ
(ほんの少し、ちょっぴり)
酒井法子
「私もほとんどコレ使ってないですけど(笑)、「ほんの少し」みたいな。「ちょっぴり」みたいな。アリって小っちゃいじゃん?」
中川翔子
「小さいですね(笑)。」
酒井法子
「そういう事。」
中川翔子
「“マンモス”の逆で、みたいな。「マンモスうれピー」と「ありんこ悲ピー」みたいな。」
酒井法子
「上手いね〜、使い方。」
* * * * *
おっちょろピー
(怖い、恐ろしい)
酒井法子
「おっちょろピー!みたいな。」
中川翔子
「アイドルが「怖い〜」って言うだけでカワユスなのに、それをさらに「おっちょろピー」って。」
酒井法子
「叩きたくなりますね。」
中川翔子
「(爆笑)。」
* * * * *
くろまピー
(真っ黒)
酒井法子
「これは昔、クロマティー選手っていうのがいたんですよ。その方は色が黒いと。それで「真っ黒」だと。ちょっぴり失礼な感じ?(笑)」
中川翔子
「結構、見方によっては…(笑)。」
酒井法子
「気にしない、気にしない。10代だから、気にしないよ!」
中川翔子
「10代ですもんね(笑)。クロマティーよりも“くろまピー”の方がカワイイですもんね。」
酒井法子
「見たまんまよ。感じたまま出しちゃうから。」
中川翔子
「10代の発想ですもんね(笑)。自由というか、宇宙的ですね、結構。」
* * * * *
ばばピー
(大きい)
中川翔子
「ジャイアント馬場さん?」
酒井法子
「そうそうそうそう。「ポー」からきてるのね。ジャイアント馬場さんて、どんな感じ?」
中川翔子
「ジャイアント馬場さんは…やっぱり大きいですよね。」
酒井法子
「でしょ?そのまんま「大きい」っていう意味なんですよ。」
中川翔子
「でも、確かに分かりやすいし、可愛らしいし。響きが全部可愛らしいですよね、ちゃんと。」
酒井法子
「そう?よくよく考えると、さっきも失礼だけど、クロマティーさんは黒いからだとか、馬場さんは大きいからとか。そのまんまです。」
中川翔子
「(笑)。」
* * * * *
パピポイ
(賢い)
酒井法子
「分かんないよね、これ言われてもね。」
中川翔子
「これも酒井さん発祥なんですか?」
酒井法子
「たぶんね…。」
中川翔子
「何で「パピポイ」になったんですか?(笑)」
酒井法子
「“かしこい”、“パピポイ”。」
中川翔子
「“イ”しか合ってない(笑)。“ピ”だけだったのが、“パ行”が…。」
酒井法子
「次いこう、次いこう。あんまり考えないほうがいい、のりピー語は。あんまり考えてないから、本当に。」
中川翔子
「瞬間的発想(笑)。」
* * * * *
てれぴまん
(テレてしまう)
酒井法子
「“テレビマン”じゃないよ?」
中川翔子
「“ピ”は入ってますけど、これまたちょっと…変形に変形を重ねた感じが。」
酒井法子
「漫画っぽい発想だよね。「照れちゃうな〜」っていう事が「てれぴまん」みたいな。エヘヘヘヘみたいな。」
中川翔子
「“まん”は、どこから来たんですか?」
酒井法子
「知らない。」
中川翔子
「知らない…(笑)。」
酒井法子
「照れちゃってる「のりピーまん」みたいな(笑)。「のりピーちゃん」というキャラクターがあったのね。それがたまにサングラスを付けて、スーパーマン的な変身をするんですよ。で、「てれぴーまん」みたいな。」
中川翔子
「へぇ〜、てれぴーまん。」
酒井法子
「どうでもいいけど、暑くなってきちゃった…。」
中川翔子
「(爆笑)。」
* * * * *
まさに「10代の勢い」って感じですよね(笑)。やや早口で開き直り気味で「のりピー語」を解説していた酒井さん、ギガントカワユスでした(笑)。本当「○○語」繋がりのしょこたんだったから、ここまでやってくれたんですよね。ここまで「のりピー語」を連発する酒井法子さんは、もう地上波ではなかなか見られないんじゃないでしょうか(笑)。
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ユメレジカケ 開催中
7月25日〜9月17日
浅草花やしき×M-ON! ユメレジ
夢のコラボレーション
ユメレジと花やしきが夏休み限定のコラボレーション!ユメレジの人気パーソナリティー達が花やしきをもっと楽しくする仕掛けを考えました!-----------------------------------------------------------------------------------
「花やしきアトラクション」×「楽しい仕掛け」が皆さんをお待ちしています!
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詳しくはユメレジHP http://www.m-on.jp/yumereji/
今週のカラオケタイム
ボディだけレディー
アニメ「キテレツ大百科」オープニングテーマ
夢ヶ丘レジデンス
ユメレジカケ
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しょこたん☆ぶろぐ
Noriko Sakai Official Web Site
参考:のりピーファンサイト in gifu