
OCEANLANE 2001年幼馴染の武居と直江を中心に結成。透明感のあるサウンドでエモ・シーンをリードする4ピースバンド |

武居創
「同じ中学に行ってて、同じクラスだったわけじゃないんですけど。」
直江慶
「つるんでる仲間が一緒だったんで。」
武居創
「そういう音楽好きの友達が集まってて、そこに慶とかもいて。俺は違うクラスだったんですけど、あんまりクラスで音楽好きな友達いなかったから。(音楽好きの)みんなはブリットポップとか聴いてて、「俺も仲間に入れてよ」みたいな感じで。」
直江慶
「当時僕、クイーンにハマってたんですけど、「ボヘミアン・ラプソディを歌う上手いヤツがいる」って聞いて。ベランダで歌ってるのをよく聴いてて。」
武居創

ジョージ・ウィリアムズ
「で、それを…?(笑)」
直江慶
「それを見て「ヘンなヤツいるなぁ」みたいな。ウワサでは聞いてたんですけど。」
ジョージ・ウィリアムズ
「で、今はバンドで一緒になっている(笑)。じゃあ、慶を最初に見た時は、どんな印象だったの?」
武居創
「やっぱりハーフなんで目立ってたから、「ハーフがいるなぁ」ぐらいに…。」
直江慶

ジョージ・ウィリアムズ
「見た目だけかよ(笑)。じゃ、お二人とも似たような音楽を聴いてたんですか?」
武居創
「俺はもっとパンクロックとかの方が好きで。要は、共通してみんな好きだったのがクイーンで。クイーンのビデオ鑑賞会とかを友達の家でやったりして、「ヘンな人たちいるなぁ」ぐらいに見られてて。今は結構クイーンとか流行ってるけど、当時は俺が記憶してる限り、あの頃「クイーン好き」って言うと、ちょっと「何コイツ」って言われる感じで。ちょっと言い難かった。だから、こういうクイーン好きの友達がいて「良かった〜」みたいな。」
ジョージ・ウィリアムズ
「他のクイーン聴いていたヤツらは、今何やってるんですかね?」
武居創
「普通に、弁護士になる為に勉強してたり、大学院に通ってたり…ですね。」
直江慶
「アパレルとかね。」
武居創
「あとはホストとか。」
ジョージ・ウィリアムズ
「(笑)。」
武居創
「もう辞めたっけ?」

OCEANLANE
よりソリッドに、より優しく、より繊細に、よりポップに、より力強くなった楽曲はニューアルバムの魅力を予感させるのに十分な仕上がり!

「二人とも日本以外の所で育ったんですよね。創さんは、11歳までロス?」
武居創
「そうです。お祖母さんは日系三世のアメリカ人で、ほとんど英語しか喋れなくて。お父さんは会社員だったんですけど、商社に勤めてたから色々出張が凄く多くて。引越しも結構したし。で、3歳の時に父親の転勤でロサンゼルスに住むことになって、それで8年ぐらい住んでた感じで。」
ジョージ・ウィリアムズ
「そこでは音楽は聴いてたんですか?」
武居創
「3歳から11歳だったんで、自分でCD買うとか、そんなに大人じゃないから。自分で買いに行くとかはなかったけど、今思い出すと、当時は80年代のMTVのマイケル・ジャクソンとか、一番MTVがブームだった時だから、フィル・コリンズとか。そういうのを思い返すと「ああいうの流れてたな」って。今の自分の音楽の趣味趣向に影響してる。」
ジョージ・ウィリアムズ
「アメリカと日本のギャップは?」
武居創
「日本の学校はアメリカの日本人学校とはやっぱり全然違ってて。地元の公立の学校に行ったんで。その帰ってきた時が夏だったんですよ。プールの授業がまず最初の日にあって、みんな学校用の水着はいてるじゃないですか。持ってなくて、一人だけハイビスカスのハーフパンツはいてて。」
ジョージ・ウィリアムズ
「(笑)。」
武居創
「指さされまくって。「何コイツ?」みたいな。もう「ロス帰りたい」ってその時思って。」
ジョージ・ウィリアムズ
「水泳の初日だから、一番目立ちたくないっていうか、目立ちたくないんだけど、着るんだったらカッコイイもの着たいのに、指さされて。」
武居創
「それが結構ショッキングな体験で。指さされたり「何この人」みたいな。だから、「早くアメリカ帰りて〜」とか思って。」
学校のこういうのってトラウマになりそうですよね(苦笑)。武居さんにしてみたら、皆同じ格好で水泳の授業という方が奇抜に見えてたり?

「慶は、イギリスと日本のハーフですね?」
直江慶
「はい。」
ジョージ・ウィリアムズ
「僕と一緒!イギリスにはどのぐらい住んでたんですか?」
直江慶
「イギリスは、僕は赤ちゃんで向こうで生まれて、1年ぐらい向こうにいて、あとは日本に帰ってきて。で、ちょくちょく行ったりはしてたんですけど。高校の時にも留学したりとかして。そんなに長い間は住んでないんですよね。だから、もうバリバリ日本人と同じです。」
ジョージ・ウィリアムズ
「僕もハーフで慶もハーフだから、こういう見た目だけど、日本語は普通なんだけど、「日本語上手いですね〜!」って言われる事ある?」
直江慶
「凄い言われますね。僕、レジとかやってたんですよ、お酒屋さんで。で、「アンタ日本語凄い上手いわね!」みたいなこと言ってくるじゃないですか。だから「半年しか勉強してないですけど」って。」
ジョージ・ウィリアムズ
「(笑)。」
直江慶
「そう言うと凄いビックリするから、からかいたくなっちゃうんですよね、お客さんを(笑)。でも、何回も会う度に聞かれるじゃないですか。「またかよコイツ」みたいな。」
ジョージ・ウィリアムズ
「そうなの?同じ人に聞かれるの?」
直江慶
「会う人会う人に「日本語上手いこの人」みたいな。結構面倒くさいですね…(笑)。」
ジョージ・ウィリアムズ
「僕、今年で38歳なんですけど、イギリスは6年間しか住んだ事ないから、32年も日本に住んでるんですよ。それで「日本語上手いですね」って言われても…。向こうにはもちろん悪気はないんだけど、それはそうよ!32年も住んでるんだから!逆にもっと上手じゃないといけないのよ!」
武居創
「そうですね(笑)。」
ジョージ・ウィリアムズ
「どうしてもっと喋れねぇのよ?…今も呂律が回ってなかったじゃないか!」
直江&武居
「(笑)。」

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番組の後半では、OCEANLANEと前回ゲストのlostageによるPS3を賭けた特別企画、PS2・PS3用ソフト「ギターヒーロー エアロスミス」でギター対決!前回の放送ではlostage 中野さんの挑戦を見て余裕そうなコメントを残していた慶さんでしたが、いざ自分が練習してみると「意外と僕ヘタクソで…」と弱気発言(笑)。果たして、中野さんのスコア「32835点」を超えられるのでしょうか。

弱気発言とは裏腹に、見事なギタープレイを見せる慶さん。本当に弾いてるみたいです。そして慶さんの結果は…?
ジョージ・ウィリアムズ
「おっ、40934点!PS3は、OCEANLANE 慶の手に行きます!おめでとうございます!」
直江慶
「ありがとうございます。」
ジョージ・ウィリアムズ

中野博教
「いや…はい…。」
ジョージ・ウィリアムズ
「今の気持ち、今の感想を聞かせて下さい。」
中野博教
「いやもう…早く奈良に帰りたい…(笑)。」
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