2008年09月12日
GGTV ゲスト:JUN SKY WALKER(S)ch731「MUSIC ON! TV」で、ジョージ・ウィリアムズGGTV -George's Garage-見ました。今回のゲストは、デビュー20周年で再結成したロックバンド・JUN SKY WALKER(S)宮田和弥さん(Vo)と森純太さん(G)。

JUN SKY WALKER(S)
88年、1stシングル「すてきな夜空」でメジャーデビュー。97年に一度解散するも、デビュー20周年の今年、再結成を果たす

宮田さんとジョージさんは、約11年ぶりの再会になるそうで。このお二人にはある“深〜いつながり”があるそうですが…?

ある深〜いつながりが!宮田和弥
「ジョージは、僕が違う局で音楽番組の司会をやってて、そん時に肺に穴が空いて…肺気胸になって、その番組を何本か飛ばしたの。その時に司会をやってくれたの。」
ジョージ・ウィリアムズ
「それ、僕ずっと聞きたかったんだけど、宮田さんって僕の名前を指名したんですか?」
宮田和弥
「(その番組スタッフが?)「ジョージっていうのがいいんじゃない?」っていう。僕も言いましたよ?」
ジョージ・ウィリアムズ
「ありがとうございます。」
宮田和弥
「それで、その後にジョージがテレビとか番組に凄い出始めたんですから。だから、俺はね、勝手に俺が道を開いたと…(笑)。」
ジョージ・ウィリアムズ
「いや、これね、大きいと思う!だって、電話番号交換して、それで一時期電話で話したじゃないですか。そこで覚えてるのが、「ジョージ、良いと思うよ」って言われた事。目の前ではなかったですけど、電話を通して「良いね」って言ってくれたのって、凄い励ましになったんですよ。」
宮田和弥
「そうなんだ(笑)。ありがとうございます、本当に。」


J(S)W(DVD付)(紙ジャケット仕様)バンドブーム初期の80年代後半当時、ホコ天(原宿歩行者天国)でジュンスカをリアルタイムで見ていた可能性があるというジョージさん。

ジョージ・ウィリアムズ
「よく僕、原宿に行ってて。本当に色んなバンドが毎週日曜日にライヴやってたりしてて。」
宮田和弥
「そう、毎週。僕らが最初バンドを始めた時はね、(ホコ天に)バンドは3つぐらいしかいなかった。たぶんジョージがいた時は、もう100とかいたんじゃない?」
ジョージ・ウィリアムズ
「一杯いましたね。」
宮田和弥
「だから、結構、口笛おじさんとかがロックンロールバンドに混じって、みかん箱の上に乗っかって口笛をビューッて演奏するおじさんとかね、とにかく色んな人がいたの。」
ジョージ・ウィリアムズ
「さすがにそれは覚えてないですけど(笑)、でも、沢山のライヴバンドを覚えてる。あそこは本当に特殊な場所でしたね。」
宮田和弥
「結局、何でホコ天に出たかというと、ライヴハウスにお客が入らないわけですよ。」
森純太
「そうそう。」
宮田和弥
「そのうち「チケット買ってくれ」って電話しても居留守使われたりとか。今で言う着信拒否ですよ。」
森純太
「友達よ?友達に。」
宮田和弥
「「次のライヴ来てよ」って電話しても着信拒否で出ないみたいな。そういう状態ですよ。で、「どうしよう、客集まんない」っていうんで…。」
森純太
「ライヴハウスにお金を払う位だったら、ガソリン代だったりとか自分達でやっちゃった方が、知らないお客さんの前でどんどんできるわけじゃないですか。で、そこで作ったテープとかも気に入ってくれたら買ってもらって。もうどんどん広がって…はいったけど、でも、そんなに大人気だったわけじゃない。でも、取っ掛かりの一個ですよ。」
宮田和弥
「で、そこにバンドブームだったり、イカ天みたいな番組ができたりっていう、そういうのでブワ〜ッといっちゃったから…。僕らは自分らがやってた事が、後ろから大波が来てワ〜ッみたいな。何か結構、冷静でしたよね。」


1988年 5月 トイズファクトリーより
      メジャーデビュー
1989年 初の武道館ライヴ
1993年 9月に寺岡呼人脱退
      旧メンバーの伊藤毅が再加入
1994年 EPIC・ソニーレコードに移籍
1997年 6月 日比谷野外音楽堂のライヴにて解散

ジョージ・ウィリアムズ
「97年に解散しましたね。その10年の間、もちろんそれぞれ音楽の活動をされてたんですけども、でも、心の中で「また、いつかやりたいな」とか、ジュンスカの声が聞こえてきたりしてたんですか?」
宮田和弥
「僕は無かったんですよ、これを始めるまで。森君なんか、その当時のビデオとか全部捨てたとか言ってたもんね?(笑)」
森純太
「いやいやいや!(笑) 」
宮田和弥
「その当時の写真とか整理したとか言ってなかった?」
森純太
「整理はしたけど…(笑)。基本的に僕、JUN SKY WALKER(S)の大ファンなんで。自分でいつもビデオクリップ見たりとか、ライヴビデオ見たりとかしますから。」
宮田和弥
JUN SKY WALKER(S) 20th ANNIVERSARY “RE「僕なんかは、一回封印したっていうか「無し!」っていうか…。でも、結局、今回やって見ておもうのは、やっぱり「それがあっての自分だったんだな」っていうのが、今凄く気付くんだけど。でも、それってドラムの小林雅之が「もう一回、一緒にやらない?」って、俺らの心を解かしてくれたというか。やっぱり、俺も森純太も先頭でヴォーカルとギターでいくわけじゃないですか。だから、お互い僕らは照れがあって、「一緒に再結成やろうぜ」とか言えないわけですよ。」
ジョージ・ウィリアムズ
「うんうん!」
宮田和弥
「だけど、そのドラムの小林っていうのが、まず森君と話をして、個別に全員に話しをして、今回の再結成になったんだけど。」
森純太
「いつの間にか「寺岡呼人がOKしたみたい」って声が聞こえてきたりとか。だんだん僕自身も解れてくるんですよ。「あ、アイツ、OKしたんだ。じゃあ、俺もいいかも」みたいな。」
ジョージ・ウィリアムズ
「オー!」
森純太
「最初はお世話になったライヴハウスに、恩返しじゃないですけれども「2公演だけ」っていう事だったし。ある意味割り切って、ズバッとやろうかなっていう風に、だんだん気持ちが。」
ジョージ・ウィリアムズ
「小林は男だな!男よ!!」
宮田&森
「(笑)。」


今回の再結成では、ツアーからデザイン、管理まで、初心に戻って全て自分達の手で行っているというジュンスカの皆さん。

バンドブームの先駆け宮田和弥
「当時、歩行者天国でやってた時は、自分達で機材を借りてきて、場所を作って、自分らでテープをダビングして、それを会場で1本500円とかで売ったりして、全部自分らでやってたわけじゃないですか。だけど、そのうち、僕ら急に売れちゃったので。僕ら、渋谷公会堂でライヴやった日とかって、打ち上げで「風呂屋が閉まっちゃうんで帰ります!」なんて言ってる位に、生活レベルと有名になったのが追いつかなかった。」
ジョージ・ウィリアムズ
「えっ!?(笑)」
宮田和弥
「だから、俺ビデオ屋でバイトしてたんですけど、「来週、ちょっと渋谷公会堂でライヴがあるんで休ませて下さい」とかね、アルバイトをしながら渋谷公会堂、アルバイトをしながら武道館ぐらいな。武道館はその次の年ですけど。でも、そのぐらい急に売れちゃって。次の日から急に売れたみたいな勢いだったんで。」
ジョージ・ウィリアムズ
「へぇ〜!」
宮田和弥
「僕なんかは、2万円のアパートに住んでたんですよ、渋谷公会堂のライヴの時。風呂も便所もない。しかも、向かいに看護婦が住んでて、その彼氏の名前がリョージっていう。」
森純太
「(笑)。」
宮田和弥
「何で分かったかっていうと、その女の人が「リョージ!」って言っちゃうわけですよ、夜に。」
ジョージ・ウィリアムズ
「…(笑)。」
宮田和弥
「そんな悪い環境の中で渋谷公会堂…こんなの…良い歌、歌えますか?」
ジョージ・ウィリアムズ
「そうだよね(笑)。」
宮田和弥
「そういうロックンロールな生活の中で…何の話をしようとしてたっけ?」
一同
「(笑)。」
宮田和弥
再結成のキッカケ「あ、何で自分らでやろうと思ったか。だから、そういう自分らでやってた所から急に売れちゃったから、やっぱり当時そういう大人の人たちに全てを任せて色々やってったんだけど…。そのうち、自分らの中でもわかんなくなってきた時期があって、ガーッといっちゃって。見失った時期っていうのかな?僕個人的に言えば。だけど、今回の再結成で思うのは、自分達で全部やろう、つまり「僕達はこれでお金を稼いで、これで投資して、音楽で飯を食ってるんだ」っていう…ちゃんとプロとして、今はちゃんと実感する事ができてるんで。それを言ってくれたのが、寺岡呼人だったんですけど。彼が一番そういう所ではプロデュース面を全部預けて。僕らは今、テレビでこうやって番組で喋ってるけど、実際は未だにお金の事っていうのは、ちょっと疎いんですよね(笑)。」
森純太
「語っている割には(笑)。」
ジョージ・ウィリアムズ
「寺岡さん、これを見たら「何を言ってるんだよ…」って(笑)。」



青春青春
JUN SKY WALKER(S)


12年振りシングル!ファン待望且つ垂涎の全新曲!!!!20周年プロジェクト、集大成のラストメッセージ!!!(内容紹介より)

ジョージ・ウィリアムズ
「再結成して、最初は新曲をリリースするっていう話は無かったんですか?」
宮田和弥
「無かったですね。」
ジョージ・ウィリアムズ
「でも、9月10日にシングルが出ますね?」
宮田和弥
「そうなんですよ。」
森純太
「最初に再結成をやり始めた頃は、全然考えてなかったんですけど、春のツアーが一つの区切りで、バンドとして今この時期にまたステップアップしたっていうのを感じたんで。凄く「新しい曲とか出さないんですか?」とかって声が聞こえてくるんですよ。」
ジョージ・ウィリアムズ
「そうですね。」
森純太
「だったら、出しちゃおうっていう事で作りました。」
ジョージ・ウィリアムズ
「12年ぶりのニューシングルになるのかな?」
宮田和弥
「そうですね。」
森純太
「特に、寺岡呼人は1992年のレコーディングで抜けてますから、16年ぶりなんですよ。だけど、新曲は新曲でしっくりきましたね。変な意味じゃないですけど、昔の再現をする必要が無い。本当に今の自分達を思いっきり出せばいいだけですから、凄い楽しくて。」
ジョージ・ウィリアムズ
「で、9月13日からツアーが始まって、10月26日の渋谷野音で一旦活動を…何ていうんですかね、ポーズ?」
宮田和弥
「はい。」
ジョージ・ウィリアムズ
「そのポーズっていのが、またポーズを押すと再生になるじゃないですか。そうやってまた再生の可能性があるのか、それか本当にポーズなのか、どういう気持ちですか?それかあんまりそこまで考えてない?」
宮田和弥
「ポーズってでもさ、ポーズ押して、しばらく置いとくと、また再生しちゃうでしょ?」
ジョージ・ウィリアムズ
「そうそうそう(笑)。」
宮田和弥
ジュンスカ今後の活動は?「いじらなくても。あれはヘッドが傷むという事で、ビデオ時代なんかは(笑)。だから、また勝手にスタートする可能性もね、無きにしも非ずと。ポーズっていう言い方、いいですね。あと、僕は今回の再結成もそうだし、次もそうなんだけど、何かね、“桜”的な感じも凄く思ってて。桜の花って散るじゃないですか。それで散った所から1年かけて、その1年の温度がある所にいった時に咲くわけでしょ?桜って。だから今回、今年の桜の花は散るんだけど、自分達の気持ちとかみんなの「ジュンスカまたやって欲しい」という温度が、そこに達した時に、またジュンスカの花がワーッと咲くみたいな。何かそういう自然な咲き方でまたやる時が来ればいいかなっていう風には思ってるんですけどね。」


ジュンスカのガレージアイテムJUN SKY WALKER(S)のガレージアイテムは、宮田さんがガレージの柱、森さんがレス・ポールの置物に、それぞれサインを。


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「GG08 -GEORGE'S GOVERNMENT-」

「GGTV」の番組パーソナリティー、ジョージ・ウィリアムズがオーガナイズする番組発信型のライブイベント

GG08 SHIBUYA-AX 6DAYS+19月14日(日)
Dragon Ash × 10-FEET

9月15日(月)
BOYZ OF SUMMER
 × SPECIAL OTHERS


9月16日(火)
RIZE × WAGDUG FUTURISTIC UNITY

9月17日(水)
SOIL&"PIMP"SESSIONS × 9mm Parabellum Bullet
先行予約受付中 GG08
9月18日(木)
RYUKYUDISKO × ZAZEN BOYS

9月19日(金)
SHERBETS × ACIDMAN

9月20日(土)
PUFFY × TOKYO SKA PRADISE ORCHESTRA
 @STDIOCOAST


詳しくは「GG08特設サイト」で!

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