2005年12月05日
ch309「G+ SPORTS & NEWS」で「NOAH 横浜文化体育館SP」を見ました。年内最終シリーズ「Winter Navigation '05」最終戦・横浜大会より、特に注目した試合を…。

「小橋建太&泉田純至 vs 天龍源一郎&越中詩郎」
やっぱり注目は、小橋と天龍のチョップ合戦。天龍も気合では負けておらず、途中でグーパンチも織り交ぜ、小橋を追い詰める。その後も天龍はペットボトルを投げつけたり、イスを持ち出したり、やりたい放題。最後は越中がダイビングヒップアタックで泉田に勝利。試合後も小橋と天龍は場外で大乱闘。今回は天龍のハッスルぶりが目立ちました。

「三沢光晴&潮崎豪 vs KENTA&柴田勝頼」
三沢vs柴田の初遭遇に注目。エルボー合戦ではさすがに三沢に打ち負けるも、気持ちでは負けてない柴田は得意のキックで形勢逆転。柴田は三沢の“汗ワイパー”も披露。スリーパーやストレッチプラムで三沢の痛めている首を攻めていく。コーナーに控えている三沢に対しても、柴田は三沢が落下するまでしつこくエルボーやキックを食らわせ、三沢は珍しく声に出し怒りを見せる。さらに柴田は急角度のバックドロップやKENTAとのタッチ・ザ・スカイ(ダブル・インパクト)で三沢を痛めつけ、最後は潮崎に顔面蹴り2発を見舞い、3カウント。柴田の「負けるか!」という気持ちが全面に出ていて、見てても気持ち良いほどでした。

GHCヘビー級選手権試合
「田上明 vs 森嶋猛」

序盤は森嶋がのど輪落とし、裏投げ、デスバレーボム、ジャーマンと大技連発で勢いを見せるも、田上は要所要所で森嶋の勢いを阻止するような攻撃を見せ、徐々に田上の流れに。森嶋が鼻血を出し攻め疲れたあたりから田上がダイナミックボム、オレが田上で猛反撃。森嶋もフィニッシュホールド宣言していたバックドロップを何度も狙うも、田上に切り返される。最後は森嶋のバックドロップをココナッツクラッシュで切り返し、起き上がった森嶋にチョップを乱打。そしてロープの反動を使っての変形のど輪落とし(喉と髪の毛を掴んで振り回すような感じで落とす)で3カウント。田上、文句なしの初防衛戦でした。

次の挑戦者に名乗りを挙げた秋山準に対して、リング上では「かかって来い!」と言いながらも、控え室では「今日はそんな考えられないよ。もう早く寝たいよ。疲れた」。リング上での「かかって来い!」を問われると「来るなとも言えねえじゃん」。田上サイコー!(笑) 田上には長期政権を築いて欲しいです。ちなみにフィニッシュの変形のど輪落としは「つくば薪割り」と言うそうです。


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GHCヘビー級選手権試合
三沢光晴vs田上明

2001年5月18日北海道立総合体育センター
田上明GHC初挑戦
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